「文学横浜の会」

 文横だより

<11月号>

過去の「文横だより」

2016年11月 8日 更新


アメリカの大統領が誰であろうと、
多くの人々は現状に不満を抱いている。

それはEUでも日本でも同じだ。
原因は貧富の格差問題に尽きる。

アメリカでは真面目に働いているのに、
路上で生活をしなけれならない人もいる。

日本では真面目に同じように働いているのに、
正社員と派遣社員とでは賃金に大きな差がある。

同じように働いて、一方は生きるだけで精一杯。

そんな社会、おかしいよね。

      ★

文横だより2016年11月号を送ります。

◆出席者(敬称略)
 浅丘、遠藤、金田、河野、篠田、藤村、西尾、杉田、成合、山下、/藤野

◆読書会
 11月5日(土)17時30分〜
 読書会テーマ:「最後の恋 つまり自分史上最高の恋」
        村山由香、阿川佐和子、等7名の<女性作家。
      新潮文庫

 担当(山下)

 今回は直木賞作家4名を含む、女流作家7名の「恋」をテーマにした短編集を読んで、今の世の中で読まれている文学の傾向を探ろうとしました。
出席者のおじさんたちからは当然のことながら、
「中身がない」
「ライトノーベル風で軽い」
「心に響くものがない」「こんなもんか」
など総じて感覚的に合わないのか否定的な感想が多かった。
お一人だけ最高齢の先輩から、様々な女性たちにエロチシズムを感じて元気をもらったとのご意見。

 しいて参考になったのは、男女の恋愛のありようの変貌、文学の変貌、女流作家の感性や文体の変貌。
変貌できない自分自身の頑迷さの認識ということ。

以下、省略。

全文は下記(文学横浜Webページ「読書会」
村山由香、等7名の女性作家「最後の恋」
をご覧下さい。

以上 山下 記

◆次回の予定;
  日 時;12月3日(土)17時半〜
  テーマ:「武蔵野夫人」大岡昇平
       新潮文庫で出ています。

  担当者;篠田

  AMAZON,「日本の古本屋」、書店、お近くの図書館、等で

◆その他
 (1)1月以降の読書会担当者は佐藤直さん、佐藤ルの順です。

1月7日(土)の読書会テーマ
山崎豊子著「しぶちん」 新潮文庫 430円(税別)
短編集です。5編の内、「死亡記事」を課題とします。
余裕がある方は全5編の感想をお願いします。
担当者;佐藤直

 (2)48号の初校は届き次第郵送します。

(金田)


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