イタリアでは財源を考えないバラマキ政策を掲げた
大衆迎合政党の躍進で混乱している。

それが何故いけない
と言う意見もあろうが
問題の本質はグローバル化の名のもとに顕著になった
貧富の格差問題が根底にある。

格差社会に対する不満は
イタリアやスペインにとどまらず
EU諸国、米国、日本、中国、等等で内在している。

つまり全世界的現象だ。

そうした大衆の不満は
中国では力で抑えるが
民主主義諸国ではもろに社会問題として噴出する。

加計・森友と
国内政治の情けない混乱振りには僻僻だが、
全世界的な問題に日本はどう対処するのか。

諸外国と比べるとおとなしい国民と言われている日本だが、
そういつまでもおとなしくはないだろう、
と思うのだが…。

　　　　　　★

文横だより２０１８年６月号を送ります。

◆出席者（敬称略）
　浅丘、江頭、遠藤、金田、川島、篠田、清水、杉田、成合、藤村、山下／河野、藤野

◆読書会
　６月２日（土）１７時半〜
　テーマ；「キッチン」吉本ばなな
　場　所：３０６会議室
　担　当：清水さん

今回はどの作品を取り上げるか決められないまま、 今まで読んだ作品の中で印象に残っているものを読み返す中で「これだ」と思った。
あらすじだけを追うと、突拍子もない展開という指摘も十分考えられるが、・・・。

以下、省略。

全文は下記（文学横浜Ｗｅｂページ「読書会」
吉本ばなな「キッチン」
をご覧下さい。

以上　清水 記

◆次回の予定；
　　日　時；７月７日（土）１７時半〜
　　場　所；３０６会議室
　　テーマ；国木田独歩の「鹿狩り」「竹の木戸」の２作、
　　　　　　担当者は河野さん。

　　　　　　青空文庫に掲載されています。
　　　　　　お近くの図書館等もご利用下さい。

◆その他；
　（１）８月はお休みです。

　（２）９月読書会のテーマは「氷点」（上）（下）三浦綾子、角川文庫
　　　　長編です。夏休み中じっくりお読みください。

　　　　AMAZON、「日本の古本屋」等で、中古本も出ています。

　（３）５０号の締め切りは９月末。
　　　　記念号としての掲載事項について検討中！

（金田）