「文学横浜の会」

 文横だより

< 9月号>

過去の「文横だより」

2019年 9月 8日 更新


日韓関係が益々混迷を極めている。

韓国国内の政治混乱とも関連して、
正に韓国ドラマのような報道の仕方だ。

韓国の政治勢力がどちらになろうが、
反日は同じだと言うのが日本としては複雑だ。

多くの韓国国民は必ずしも反日ではないと聞くが、
日本との間で何か事が起これば反日の声が大きくなると言う。

反日の源は戦前戦中の日本に対するものだが、
凡そ1世紀も前の常識も異なる以前の事を、
今の常識で掘り返されたらどの国もとの思いもある。

それなのに韓国の若い世代が昔の事を言うのは、
きっとそのような教育を受けているからに違いない。

ネット上では嫌韓・厭韓論が渦巻いているそうだが、
日本としてはこのような時だからこそ冷静に対応するに限る。

それに対して日本の政治家の対応を見ると、
二世政治家の弊害が出ているように思えて仕方がない。

二世・世襲政治家はのし上がった政治家と比べ、
苦労知らずと言っていいだろう。

相手の国情もわきまえず、ただ強硬に言うだけでは、
そのような相手をより頑なにさせてしまうだけだ。

      ★

文横だより2019年 9月号を送ります。

◆出席者(敬称略)
 浅田、遠藤、金田、金子、川島、河野、佐藤直、清水、藤村、藤本、成合/藤野

◆読書会
 9月7日(土)17時半〜
 テーマ;「中陰の花」玄侑宗久
 場 所:1501会議室
 担当者:清水さん

 いつも読書会当番の順番が近づいて来るたびに、「今度は何にしようか?」と悩むのですが、 今回この本を読み終わった段階で、「これにしよう」とすぐに決めました。 今まで読んだことのない不思議な物語の世界に、すーっと引き込まれてしまったのです。

全文は、下記(文学横浜Webページ「読書会」
玄侑宗久「中陰の花」
をご覧下さい。

◆次回の予定;
  日 時;10月5日(土)17時半〜
  場 所;1502会議室 
  テーマ;芥川龍之介の「蜜柑」 及び 太宰治の「黄金風景」
    担当者;河野さん

    「青空文庫」に掲載されています。
      https://www.aozora.gr.jp/

    お近くの図書館等もご利用下さい。

◆その他;

 (1)11月以降の読書会担当予定者は、遠藤さん、藤村さん、藤本さんの順です。

 (2)今後の日程
   11月 2日(土)
   12月 7日(土)
    1月11日(土)<令和2年>

 (3)51号の原稿は9月末締切です。

以上(金田)


[「文学横浜の会」]

禁、無断転載。著作権はすべて作者のものです。
(C) Copyright 2007 文学横浜