「文学横浜の会」

 文横だより

<1月号>

過去の「文横だより」

2020年1月13日 更新


米国とイランの全面的な対決は避けられたようだ。

そのかわりと言ってはなんだが、イラク上空で、
ウクライナの民間機が誤射されて多くの死者が出た。

米国とイランの軋轢は決着した訳ではなく、
まだまだ尾を引くだろう。

どちらが良い悪いは歴史に委ねるしかないが、
米国の自国第一主義にはうんざりだ。

自国第一主義が悪いのではなく、
それを声高に言い、
且つ強引に実践しようとするのが鼻持ちならない。

それも世界最強の軍事力があると吹聴しながら。

中国の強権的体制も、
ロシアの軍事的体質も困ったものだ。

大国と呼ばれる国々は他国より大きいと自任し、
他国より大きな軍事力を持っているから、
そんな振る舞いをするのだろうか ?

日本はそんな大国に海をへだてて囲まれている。

      ★

文横だより2020年 1月号を送ります。

◆出席者(敬称略)
 浅田、江頭、遠藤、河野、金田、金子、川島、
 佐藤ル、佐藤直、清水、篠田、藤村、藤本、成合、*山下憲/藤野

 注)山下(憲)さんは見学に来られた方です。

◆読書会
  1月11日(土)17時半〜
 テーマ;「欲望という名の電車」 テネシー ウィリアムズ
 場 所:1502会議室
 担当者:藤本さん

 人間の多面性、内面の深さを、アメリカのになう歴史、文化を背景に戯曲という手法を用いて、描き出した作品。
この手法でなければ、アメリカの光と影を表現しえなかったところが大きい、という意見が多かったことが、とても印象に残りました。

タイトルの素晴らしさ、それぞれの人間の描写、また演劇化された作品についてもお話ができたことが、嬉しかったです。

(藤本 記)

全文は、下記(文学横浜Webページ「読書会」
テネシー ウィリアムズ「欲望という名の電車」
をご覧下さい。

◆次回の予定;
  日 時; 2月 1日(土)17時半〜
  場 所;602会議室
  テーマ;「伊豆の踊子」 川端康成、新潮文庫、等
    担当者;金田

    AMAZONにて廉価本あり。
    お近くの図書館等もご利用下さい。

◆その他;
 (1)3月の読書会テーマ(担当者;篠田さん)は、
    サマセット・モーム「雨」
    <短編集「雨・赤毛」(新潮文庫)の中に入っています。>

 (2)3月以降の読書会担当予定者は、篠田さん。佐藤直さんの順です。

 (3)合評会は会議室の都合により、4月5日(日)の予定です。

 (4)今後の日程
    2月 1日(土)<読書会>
    2月 8日(土)<文横映画好きの集い>

    3月 7日(土)<読書会>

    4月 5日(日)<51号、合評会>
            場所;日本丸訓練所会議室


以上(金田)


[「文学横浜の会」]

禁、無断転載。著作権はすべて作者のものです。
(C) Copyright 2007 文学横浜