「文学横浜の会」

 読書会

評論等の堅苦しい内容ではありません。
小説好きが集まって、感想等を言い合ったのを担当者がまとめたものです。

これまでの読書会

2019年07月09日


夏目漱石

「坊ちゃん」

担当(江頭)

 ここに参加させていただいてから、既に3年が過ぎました!

自分ではなかなか選んで読むことのなかった本に出会うたびになんとも言えない余裕のあるひとときを過ごせて愉しいなぁとしみじみ感じています。

 さて「坊っちゃん」を選んだのは、小学校時代に図書館で出会った愛読書の中のひとつだったからです。

 (猫)と(坊っちゃん)は、漱石の初期の作品で子供でも分かりやすく楽しく読めたという印象でした。 昨今の作家の心情になかなかついていけない私には、やはり慣れ親しんだ、クスクス笑えて分かりやすいなぁ♪  と感じる癒しとなる本だと安心です。

 では、皆様の感想から少しまとめてみますね7月読書会について

@ 実家にはあるが、読んだのは初めてだった。
A 文学にはユーモアが必要。教養の深さが、そのまま下書きなしで書かれてたようで、完全に脱帽です。

B 4日間で書かれてたようだ。(初耳デスゥ!!)
C 小説の原点を感じる。人間を書きながら、人生はコンナモノという!司馬遼太郎が好き!

D 中学時代に読んだが、本当に分かっていたのか疑問あり。やはり名作で、エンターテイメントであり、 これを越える青春小説はないでしょって!

E 清のモデルはいたか?(後のフリートークで、養母では?)
F 大真面目に読んだが、映画、ドラマは、だいぶ脚色されている。

その他感想がいろいろでしたが、私は皆様が初めてとか、漱石が嫌いとかという方が、いらしてびっくり。私も漱石が好きと言えど全部読破したとは言えず、浅く好きと再認識しました!

 皆様ありがとうございました!


以上 江頭 記

◆次回の予定;
  日 時; 9月 7日(土)17時半〜
  テーマ;「中陰の花」玄侑宗久
  担当者;清水さん
  

(文学横浜の会)


[「文学横浜の会」]

禁、無断転載。著作権はすべて作者のものです。
(C) Copyright 2007 文学横浜