「文学横浜の会」

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2010年4月4日


「改革の行方」

 どうも天候の状況が例年と随分と違うように思う。 寒暖の差が激しいし、季節外れの強風は吹くし、と体感する季節感が昔と変わっているように思う。 それだけで地球温暖化が進んでいるとは断定できないが、少なくとも体感している50年前の気候より暖かくなっている。

幼い頃の体感だからそれで地球温暖化がすすんでいるとは断定しないが、 気象庁の温度統計を見てもここ何十年では確かに温暖化は進んでいる。 これが二酸化炭素の影響ならエコ政策は大いに進めなければいけない。が、日本だけではどうにもならないのが歯痒い。 まあ、そうした政策が産業基盤の強化になるのなら、エコ政策による国民の負担はある程度我慢しなければいけない。 とは思うが、年金暮らしの低所得者には辛い。

 国家の借金の増大で何れは消費税アップの時期もそう遅くないのだろうが、 ただ闇雲に「消費税のアップ」には反対だ。 上げるからには将来の見通しをはっきりと国民に明示すべきだ。
例えば、
・将来的に国の借金はこうなる
・年金はこうなる
・医療はこうなる
 と、それぞれの制度改革を含めて、将来的な見通しを含めて明示してほしい。 与野党を含めた議論を含めての制度改革は絶対に必要だ。 郵政改革のように政権が変わったら変えるなんてことはあってはならない。

最も、今与党が進めている郵政の新しい方向性は改革の微調整かどうか、これからの実績を見なければなんとも言えない。 見直しの一つに預け入れ限度額が2,000万円に増額される雰囲気だが、郵便局長側からの強い要望だと聞く。 増額されても郵貯への個々の平均預入額は500万円〜600万円程度だそうだから、多くの国民には影響はないと思が、 郵貯へ集まる資金が増えるのは間違いない。

民業圧迫、地方銀行・信金への影響等の弊害が指摘されているが、 郵便貯金に集められた資金の使われ方を見守る必要がある。
国債の引受額が増大して財投に廻るようでは昔に後戻りだ。

<K.K>


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