「文学横浜の会」
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2018年 8月12日
「異常気象なのか」
暑い! 異常な暑さだ。
そんな言葉を言う事さえうんざりする暑さ、こんな状況が7月頃から続いており、この先も暫く続くらしい。
問題はこの異常な暑さが今年だけの、つまり今年が異常な年なのか、と言う事だ。
二三の知人に言うと、今年だけの事ではないだろうと言う。
局所的な豪雨や台風の異常な強さ経路と、近頃は異常気象を思わせる被害に遭遇している。
これはどうやら日本だけの事ではなく、世界的、つまり地球的な現象のようだ。
想えば人間が化石燃料を使用し始めて150年程で、近年は主にアジア諸国の成長に伴い、益々その使用は増大している。
つまり大気汚染が格段に進んでいるのだ。
この傾向は益々進み、アフリカ諸国の成長が進めば大気汚染の頻度は今より増すのは間違いない。
今もって地球温暖化は化石燃料によるものではないと言う者もいるが、大きな一因である事は間違いない。
と言って、今すぐ化石燃料の使用が止まるかと言えば、そんな事はなく、巨大な人口を抱えたアジア諸国の成長に伴い、
益々化石燃料の使用量は伸びる。
つまりこの異常な暑さや異常気象は、異常な事ではなく、その傾向は益々強まると考えた方がいい。
それで日本の対応だが、こうなったらもう化石燃料は使用しない、と言う方針を立てたらどうだろう。
恐らく経済界からは猛烈な反対意見が起こるだろうが、もう経済的な利害を優先する時代ではない。
化石燃料を使用しない開発発展の道を模索すべきではないか。
中国や欧州諸国では、将来的に電動自動車へ、との国家方針を定めた国もある。
全てのエネルギーを風力や光等の自然エネルギーに変えようとの動きもある。
日本の政府からはそんな声は聞こえてこないが、今こそ政府が率先して世界に先駆けて取り組むべきではないか。
確かに、日本は化石燃料を基にした技術開発を進め、有効効率使用の技術を高め、技術立国として繁栄した。
しかしそれはもう過去の事で、過去の成功体験にいつまでも拘っていてはいけない。
一刻も早く世界に先駆けて化石燃料を使用しない技術を確立し、世界に貢献する気概を持つべきだ。
過去の成功体験に酔いしれている国は必ず亡びる。
<K.K>
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