「文学横浜の会」
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2022年 2月18日
「日本はどうどうなる、」
コロナの事など考えたくもない、と思えど中々そんな雰囲気ではない。
第6次やらの感染者数がピークに至ったのかどうかはっきりしないが、3回目のワクチン接種も進んでいる。
いずれ感染者数は頭打ちになるだろうが、それでもまだまだコロナが無くなると言う訳でもないようだ。
悪いシナリオは新型のコロナが次々出てきて、その度に感染者数が急増して緊急事態、更なるワクチン接種が急がれる事態で、
一番いいシナリオは世界的に人類がコロナに適応して、或いはコロナと言う細菌が何処かに追いやられて消えてしまう事だ。
だが恐らく、最も考えられるシナリオはコロナがインフルエンザのような存在になる、と言う事だろう。
それにしても日本の感染者数も多いとは言え欧米に比べれば遥かに少ない。それなのに医療現場は逼迫しているとはなんとも情けない。
言われている事だが、欧米に比べても遥かに人口当たりの病床ベッド数は多いというのに。
感染者数は欧米より桁数が違う程少ないのに医療現場が大変だとは、感染症に対するシステム的な問題があるのだろう。
当初から言われていた事だが、コロナが発症してから3年目、この間実質的な見直しはされていないとみるべきだろう。
コロナが落ち着いたら取り組もうと考えているのかも知れないが、これは非常事態に対する政治の問題でもある。
あたふたとただ当面の対策に追われるだけで、予想したシナリオを予知した対策が疎かになっている。
コロナがもし致死率高い感染症に変異したらどうする。
*
緊急事態と言えば国家間の紛争もなんとも厄介な問題だ。
冬季オリンピックも大詰めを迎えているが、ロシアのウクライナへの侵攻はあるのかどうかと世界は見守っている。
ロシア側の発する報道とアメリカを中心とする欧米側の報道は、正に情報戦を呈している。
どんな理由があるにせよ他国の領土に侵攻しようとするロシアの言い分は理解できないが、
大国が小国をいじめているようにしか見えない。が、国同士の歴史、宗教や民族性等が絡まって、とても複雑だ。
日本にしても対ロシア、対中国、対韓国との領土問題がある。
日本としてはなんの問題もないのだが、いやそれは違うと相手が言えば問題になる。
ならば国際裁判で決着をつけろ、と言えばそれは現状では絵にかいた餅に過ぎない。現実は力の強い方が…、と言うのが現状だ。
日本は過去の反省から国家間の紛争を戦争といった力では解決しないと宣言した憲法を世界で唯一持つ国だ。
それは大いに誇りにしていい。が、その考えが歪みつつあるように感じる。
それは過去の悲惨さを経験していない60、70代の政治家が多くなったのも一因かも知れない。
日本が今後どのような方向に進むのかは判らないが、ひょっとしたら今の時代が変節点なるやも知れない。
そんな予感がする。
<K.K>
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