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例1 | (EAST)![]() ![]() ![]() ![]() |
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(WEST)![]() ![]() ![]() ![]() |
例2 | (EAST)![]() ![]() ![]() ![]() |
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(WEST)![]() ![]() ![]() ![]() |
□ キュービッダー
強いMCBなら、ダブルや再度のキュービッド又は新スーツやノートランプを使います。
弱いMCBでは、スーツの質に差があれば、それを示します。
例1 | (EAST)![]() ![]() ![]() ![]() |
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(WEST)![]() ![]() ![]() ![]() |
例2 | (EAST)![]() ![]() ![]() ![]() |
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(WEST)![]() ![]() ![]() ![]() |
□ アスキング2NTが使えない時
メジャースーツのキュービッドに対し、アドバンサーは2NTでマイナースーツを尋ねます。
しかし、RHOのビッドによっては使えないことがあります。
このときは、4NTか4を使います。
(A) 4NTの使用例 | (B) 4C の使用例 | ||||||||||||||||||||||||||
(WEST)![]() ![]() ![]() ![]() |
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(WEST)![]() ![]() ![]() ![]() |
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4NTに対し、Eはマイナースーツをビッドします。 | Eはクラブならパス。ダイヤモンドなら訂正します。 |
MCBは、オポーネントの1レベル・スーツオープンに対し、ダイレクトシートで使いますが、他のビッドシーケンスでも使います。
ここで紹介するのは大部分慣用的なものですが、新しいパートナーとプレイする時は、事前に確認した方が良いでしょう。
□4番手で
(1) |
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バランシングシートでのキュービッドはマイケルズです。HCPは8以上です。 |
(2) |
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これもマイケルズです。10HCP以上。 |
(3) |
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これもマイケルズです。 両メジャーを示します。 |
(4) |
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これをマイケルズとする流派もありますが、SAYCではナチュラルです。 |
(5) |
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パスドハンドでも、マイケルズを使います。 |
(6) |
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これもマイケルズです。 |
(7) |
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2![]() 誤用の例がポインツ・シュモインツにあります。 |
□プリエンプテイブ・ビッドに対し
(1) |
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スペードのストッパーを尋ねています。 サイドにソリッドスーツがあり、3NTトライです。HCPは15以上。 |
(2) |
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マイケルズです。12HCP以上。 |
(3) |
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マイケルズです。13HCP以上で使います。 |
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□クリンガーの指針
キュービッダーに対するガイドです。
Rlue
of 15
2つのスーツにおける、枚数とアナーの数の合計が15以上なら、マイケルズ・キュービッドを使いなさい。
J、10は上位のアナーがある時だけ数えなさい。 |
例:1のオープンに対し
1 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
2![]() |
2 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
/ |
3 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
2![]() |
(注1) GRANT の例題はこの基準を満たしています。
(注2) KLINGER:Guide to Better
Duplicate Bridge(1966)ではRule
of 14を採用しています。
( KLINGER : Better Bridge With A Better Memory (p38) )
□ トリック・レショウ
トータルトリック則(LTT)はHCPが彼我に等分にある時の、切札枚数と取れるトリックとの関係を示したものです。
では、HCPの配分が等分でない場合はどうなるのか。
この場合の切札枚数とトリックの関係を示したものがトリック・レショウ(The
Trick Ratio Principle)です。
The
Trick Ratio Principle
・切札が9枚なら、23HCPあれば10トリックとれる。・切札枚数が10枚なら、20HCPあれば10トリックとれる。 |
これはアドバンサーにとって有力なツールになります。パートナーが5枚スーツと5〜11HCPを保証しているからです。
不利なバルのときに役にたちます。
( JAGO : The Trick Ratio Principle)
□ MCBのルージングトリック
クリンガーの指針に適合する最低のMCBについてルージングトリック(LT)を調べてみると次のようになります。
HAND | MCB | LT | |
1 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
1![]() ![]() |
7 |
2 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
1![]() ![]() |
6 |
3 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
1![]() ![]() |
7 |
これから、弱いMCB(5+5)のLTは7と考えてよいでしょう。
□ バルネラビリテイ
弱いMCBを使用する時は、枚数、HCPのほかにバルネラビリテイを考慮する必要があります。
ROOTの例題をみてみましょう。
例1 |
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(WEST)![]() ![]() ![]() ![]() |
例2 |
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(WEST)![]() ![]() ![]() ![]() |
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同じバル以上:
2![]() |
有利なバル:
2![]() |
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不利なバル:
1![]() |
同じバル以下:パス |
同じハンドでも、バルによってコールは違うことがわかるでしょう。
不利なバルのときは、注意して使いましょう。
不利なバルネラビリテイでの心得
(キュービッダー)・クリンガーの指針を守る。不適合でも、LTが6以上なら使う。 (アドバンサー) ・トリックレショウでチェックする。 |
GRANT
: Commonly Used Convention(p76),
ROOT : Modern Bridge Conventions(p143),etc.