去年11月26日以来約2か月ぶりに三番瀬を訪れた。潮回りは小潮の上げ潮時で干潟の広がりは小さくしかも少しづつ狭くなってくるタイミングで、到着した午前7時過ぎは多くの鳥が僅かに残った干潟に集まっていて観察するには絶好の状態であった。例によって船橋側から観察を始めたが、スタート直後ハジロコチドリを見付けることが出来た。しかも3羽居るようだ。これも久しぶりのことである。今日は狭まった干潟にシロチドリやハマシギ、トウネンなどと一緒にいるので大きさの比較が出来る。やはりハジコチはシロチドリと比べるとかなり大きいということがよく分かるのだ。その時不意に目の前を飛んだカモメが!ズグロカモメのようだ。私の後ろから飛来し、前方へ飛び去ったのだが短い黒い嘴ははっきりと確認確認することが出来た。咄嗟にレンズを向けたが後から画像を確認してもズグロカモメに間違いないようだ。また戻ってくることを期待したのだが何故か再度そのまま行方不明になってしまった。その後はここの冬の常連の鳥たちを近距離で観察したが、その中にトウネンが1羽混じっていた。見たところ軸班もやや太めに見えてなんとなくヨロネンっぽく見えたが確認出来ないまま飛んでしまった。今日はオオバンとオナガガモが多数岸近くに寄っている。9時頃までには一通りの観察を終え、谷津干潟に移動した。谷津は干潟がまったく出ておらず、シギチの姿はない。淡水池にオカヨシガモ他が入っている。また、ノスリが時折姿をみせるようだ。今日は三番瀬でも谷津でも干潟にサギの姿が全くない。辛うじて谷津の葦原近くにアオサギの姿を少数確認したのみであった。
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