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CHUSAN の FIELD NOTE
平成29年5月3日
日 時 | H29/4/28〜4/29 |
場 所 | 奄美大島(鹿児島県) |
天 候 | 晴れ |
確認者 | CHUSAN |
1 | カルガモ | 15 | ダイゼン | 29 | ミサゴ | 43 | メジロ |
2 | ハシビロガモ | 16 | シロチドリ | 30 | リュウキュウコノハズク(S) | 44 | セッカ |
3 | キジバト | 17 | メダイチドリ | 31 | カワセミ | 45 | コムクドリ |
4 | リュウキュウズアカアオバト | 18 | セイタカシギ | 32 | リュウキュウコゲラ | 46 | オオトラツグミ(S) |
5 | オオミズナギドリ | 19 | アマミヤマシギ | 33 | オーストンオオアカゲラ | 47 | アカヒゲ(S) |
6 | カワウ | 20 | オオソリハシシギ | 34 | サンショウクイ | 48 | イソヒヨドリ |
7 | ゴイサギ | 21 | コアオアシシギ | 35 | オウチュウ | 49 | スズメ |
8 | アマサギ | 22 | アオアシシギ | 36 | リュウキュウサンコウチョウ | 50 | タイワンハクセキレイ |
9 | アオサギ | 23 | キアシシギ | 37 | ルリカケス | ||
10 | ダイサギ | 24 | イソシギ | 38 | ハシブトガラス | アマミノクロウサギ | |
11 | チュウサギ | 25 | オバシギ | 39 | シジュウカラ | クマネズミ | |
12 | コサギ | 26 | トウネン | 40 | ツバメ | ヒメハブ | |
13 | クロサギ | 27 | ウズラシギ | 41 | リュウキュウツバメ | ||
14 | ムナグロ | 28 | ミフウズラ | 42 | アマミヒヨドリ |
アマミヤマシギ | ルリカケス |
オーストンオオアカゲラ | オウチュウ | イソヒヨドリ |
宝島遠征から帰宅して僅か4日後の4月28日、再び奄美大島の地を踏んでいた。今度は同じトカラ列島の平島への経由地としてである。今回も前週の経験をフルに生かし、奄美固有種、固有亜種、そして渡り途中の珍し目探しを主目的に、観光、鑑賞などの要素も入れて行動した。奄美大島は私にとっては3回目ということで空港、探鳥地、港湾、林道などについての土地勘のようなものも習得し、メインルートであればカーナビなしでも走れるようにはなってきた。宿泊した住用町の内海周辺の山裾はルリカケス、オーストンオオアカゲラ、ズアカアオバトなどが労せずして見られ、サンコウチョウ、アカヒゲの囀りが聞かれ、さらに夜ともなると遠くオオトラツグミの声が、そして間近にリュウキュウコノハの声を楽しむことが出来るという何とも贅沢な場所であった。主な探鳥地としては秋名の水田地帯にはカルガモ、サギ類のみ。大瀬海岸のシギチドリ類、先週に比べて種数も個体数も少なかったが、先週見られなかったダイゼンとオバシギ各1羽を見ることが出来た。大瀬海岸の山側のさとうきび畑で思いがけずもオウチュウに会うことが出来た。電線に止まっていて餌を見付けると長い尾をなびかせて素早く、しかし優雅に舞い降りるという印象的な動作を目の当たりにかることが出来た。今回の遠征で期待していた未見の鳥であったがその序盤で早々に目的達成で、前週のイワバホオジロから続いている高揚感のようなものを継続したままで目的地の平島に向かうことが出来たのである。 |