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CHUSAN の FIELD NOTE
平成29年5月25日

日 時 H29/5/19〜5/24
場 所 舳倉島(石川県)
天 候 晴れ 5/24のみ曇
確認者 CHUSAN
カルガモ 21 イソシギ 41 ウグイス 61 イナバビタキ
カイツブリ 22 キョウジョシギ 42 ムジセッカ 62 エゾビタキ
カラスバト 23 ウミネコ 43 キマユムシクイ 63 サメビタキ
キジバト 24 ハチクマ 44 オオムシクイ 64 コサメビタキ
アオバト 25 トビ 45 メボソムシクイ 65 キビタキ
オオミズナギドリ 26 ツミ 46 ヤナギムシクイ(推定) 66 ムギマキ
ウミウ 27 ハイタカ 47 エゾムシクイ 67 オオルリ
アカガシラサギ 28 ブッポウソウ 48 センダイムシクイ 68 キセキレイ
アマサギ 29 チゴハヤブサ 49 メジロ 69 ハクセキレイ
10 アオサギ 30 ハヤブサ 50 オオヨシキリ 70 セグロセキレイ
11 ダイサギ 31 サンショウクイ 51 コヨシキリ 71 アトリ
12 チュウサギ 32 チゴモズ 52 セッカ 72 カワラヒワ
13 コサギ 33 アカモズ 53 ギンムクドリ 73 マヒワ
14 ジュウイチ 34 シマアカモズ 54 コムクドリ 74 ベニヒワ
15 ホトトギス 35 ハシブトガラス 55 マミジロ 75 シメ
16 ツツドリ 36 ヒバリ 56 マミチャジナイ 76 イカル
17 カッコウ 37 ツバメ 57 アカハラ 77 コホオアカ
18 アマツバメ 38 コシアカツバメ 58 ツグミ 78 アオジ
19 オグロシギ 39 イワツバメ 59 ノゴマ
20 キアシシギ 40 ヒヨドリ 60 コルリ
キバラムシクイ シベリアムクドリ コウライウグイス マミジロキビタキ
リストの青字は情報があったものの私自身は見ることが出来なかった種
46の推定ヤナギムシクイは精査の結果オオムシクイを誤認した可能性が高いため訂正いたします。170630
ジュウイチ ツツドリ(赤色型) チゴモズ
ムジセッカ キマユムシクイ マミジロ
ノゴマ ムギマキ ベニヒワ
渡りも後半に差し掛かった舳倉島を訪れた。鳥が少なくなる時期ということで5泊と少し長めの滞在日程を計画、出来るだけ多くの鳥を観察し、出来ればライフリストを一種でも増やしたいという目論見もあってのことであった。島に入った19日は快晴とも言える好天で、海の向こう遥かに雪を頂いた立山連峰がはっきりと見ることが出来た。その前からの晴天続きで鳥が減り続けている様で目につく鳥はやはり少ないように感じた。話題になっていた鳥は、コウライウグイス、チゴモズ、マミジロなど。最大目標のコウライウグイスがまだ滞在中とのことで安堵するとともにファイトが湧いてくるというものである。ムシクイ類とヒタキ類もそこそこ目にすることが出来た。滞在前半でコウライウグイス以外のこれらの鳥をしっかり見ることが出来、ムシクイ類も普通に見られるものは確認することが出来た。オオムシクイも早朝には比較的よく啼いてくれたが、一度だけメボソムシクイの囀りを確認することも出来た。その後は鳥が少ないながらも少しづつ入れ替わって、滞在後半にはジュウイチ、アカモズ、ブッポウソウ、アカガシラサギなどの姿を見ることができた。コウライウグイスは滞在初日から最終日まで情報が途切れた日もあったものの目撃情報があり、最終日にはコウライウグイスに絞って探し続けたが見ることは出来なかった。同じ日に2度も3度も目撃したり撮影したり出来た方も居るので、まさに運という他はないのだろう。また来年の出会いを期待しよう。滞在3日目、胸から腹部にかけて油にべっとりと汚染された鳥が岩場にたたずんでいるのが発見され、体型や上面の色などからおそらくイナバビタキと判定されたが、他の鳥が次々と入れ替わって見られなくなる中でこの鳥だけは最終日までタヒバリ海岸の岩場に静かに滞在していた。近距離を飛ぶことはできても、海上長距離を渡ることは出来ないのではと心配になってしまう。確かに鳥の密度は低く、観察種数も5泊も滞在した割には少ないのだが、そこはやはり舳倉島、普段地元では見ることが出来ない鳥たちを間近に観察できて楽しかったし、沢山の鳥友に会えるのも楽しみの一つである。鳥が少ないのでどうしても島中を歩き回ってしまい、歩数計の数値も1日平均が約21000歩、最大が21日の29000歩、約20kmに及ぶなど最近になくカロリーを消費した(筈な)のだが体重にはさほど変化がない。というわけで前後の深夜ドライブも含めて1週間の遠征を楽しく終えることができた。