7月17日と今日20日の両日の早朝、短時間で三番瀬に出かけてみた。5日にカラシラサギ、ホウロクシギ、11日にオオメダイチドリやオバシギなど、そろそろ数は少ないとは言うものの秋の渡りが始まっている気配を感じて、また新手が来ていないかが気になったのである。今日は現場到着が午前6時前、しかし干潟はすでに大きく広がっており、ざっと見渡しても市川側の干潟にカワウの大群が降りている以外は見当たらないが、はるか遠くの汀線に数羽、さらに沖合のカキ礁に約20羽のミヤコドリの姿が見られる。例によって船橋側から市川側に向かって干潟を歩いてみる。鳥の数は極めて少ないが多数のコアジサシ、幼鳥や冬羽に変わりつつあるものも多数見られる。数羽のダイゼンと共に1羽のソリハシシギが見られる。もちろんこのシーズン初認。さらに10数羽のメダイチドリなどを観察。ここでは比較的珍しい数羽のコチドリの群れも見ることが出来た。17日にはこれも今期初のオオソリハシシギが見られたので、今日も探したが見つからず、また、一昨日見られた季節外れのズグロカモメの姿も見られず。日が高くなり暑くなってきた8時過ぎには谷津干潟に移動することにした。今日の谷津、干潟にはアオサギ、カワウ、ウミネコの姿がまばらに見られるのみでシギチの姿はなかったが暫くすると10羽ほどのメダイチドリと1羽のソリハシシギが飛来、さらに観察センターの対岸に少数のメダイチドリと3羽のトウネンが確認できた。午前中の海辺は無風状態の上に日差しが強く、谷津干潟の観察センターに逃げ込み涼をとり冷たいスイーツを楽しんだのち昼前には帰宅したのである。
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