天候不順と所用が続いてフィールドに出られない日が続いていたのだが、久しぶりに天候にも恵まれた今日稲敷方面の様子を見に出かけた。10日前までのポイントを順次回ってみたがやはり鳥は少なくなっていた。ツルシギ、アカアシシギ、オグロシギ、オオハシシギ等は見ることは出来ず、タンボの水も多かったせいか小型のシギもオジロトウネン以外見ることは出来なかった。ヒバリシギをイスカ是非見たかったのだがかなわず。トウネン、ヨロネンも見られなかった。しかし全く見られなかったわけではなく、冬羽又は1Wへの換羽が進んだコアオアシシギ、冬羽が定着したオジロトウネン、2羽のエリマキシギなど少ない中でも嬉しい出会いもあったのである。遅出であったので猛禽類などを探すことはせず帰途に就いたのだが寄り道した松林でかなりの数のマヒワの群れに遭遇、ラッキーなことにその中に少数のイスカを見ることが出来た。♂、♀とも確認できたが証拠写真は♀のみであった。今日初認した冬鳥はタゲリ、タヒバリ、シロハラ、アオジなどで、冬鳥のシーズンが近づいたことを思わせるものであった。この週末はまたしても台風の影響を受けるという。先週の台風21号の際は波崎をはじめあちこちでオニアジサシが見られているので、この週末の台風も何かを運んでくるかもしれない。
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