HOME
FN−目次
CHUSAN の FIELD NOTE
平成29年10月28日

日 時 H29/10/28
場 所 銚子、波崎(千葉県、茨城県)
天 候 曇り
確認者 CHUSAN
キジバト ウミネコ 13 シジュウカラ 19 アトリ
カワウ トビ 14 ヒヨドリ 20 カワラヒワ
アオサギ ツミ 15 ムクドリ 21 マヒワ
ダイサギ 10 ハイタカ 16 スズメ 22 イスカ
オオバン 11 モズ 17 ハクセキレイ 23 ホオジロ
ウズラシギ 12 ハシブトガラス 18 ビンズイ 24 アオジ
 
 波崎新港の造成地の水たまりに居たウズラシギの幼鳥
 ビンズイ  アトリ  マヒワ
昨日は波崎、銚子方面に廻ったのが夕方近くで、イスカを少数見たことは見たのだが時間が十分ではなく♂を見ていなかったので今日再挑戦することに決めていた。早朝暗いうちに出動して現地には8時頃に到着。イスカの飛来を待つことにする。マヒワやアトリの群れが時々上空を飛び、松の木にとまるがイスカが混じっている様子もない。待つこと1時間半、9時30分過ぎにようやく遠くの松の木の天辺に5羽の♀を確認することが出来た。しかも下の方にもチラチラと動く鳥影、しかも赤い! 急いで全体を見渡せる場所に移動する。距離はかなりあったが♂の姿が良く見える場所から観察を始めた。数は20羽以上居そうに見える。かなりの時間群れは同じ場所に留まっていたがやがて一斉に飛び立ち姿を消してしまった。飛び立った群れを大急ぎでカウントしてみたが30羽前後の群れのようだ。(後刻36羽の群れであるとの連絡を受けた。)イスカは今までにも何回か見ては居たがこれほどの大きな群れに遭遇するのは初めてである。その後再び元の場所に戻って群れが入りそうな場所で待つことしばし。今度は目と鼻の先の松の枝に大挙して飛来した。それから約10分余りの間、イスカ劇場とも言えるほど豪華なショーが繰り広げられたのである。惜しむらくは厚い雲に覆われた曇り空で色が十分に出なかったがこれ以上高望みするのは贅沢が過ぎるというものであろう。30羽超のイスカの群れを心ゆくまで堪能することが出来たのである。その後も断片的な飛来はあったものの一段落の様相となったのでポイントを離脱、もしものオニアジサシを期待して波崎に移動することにした。波崎ではやはりオニアジサシには会えなかったのだが、新港の造成地の小さな水たまりに居るウズラシギの幼鳥を見ることが出来た。13時過ぎ、予報通り雨模様となってきた波崎を離れ土手沿いの道をのんびり運転で帰途に就いたのである。道すがらオニアジサシが再び波崎上空を飛んだとの連絡が入った。依然としてオニアジサシは波崎近辺に滞在していることが分かり、もうワンチャンスへの期待が膨らむが、台風一過の月曜日の楽しみにとっておくことにして家路を急ぐことにした。現地でお世話になったKさんご夫妻はじめ地元の方々には感謝、感謝である。