今日は早朝三蟠瀬を覗いたあとで稲敷方面を回ってみることにした。三蟠瀬到着は7時前頃であったがすでに干潟が大きく広がっている。バーダーの姿もチラホラ見られる。三番瀬もすっかり冬の佇まいとなっていて冬羽のハマシギ、ダイゼン、そして数を増やしたミヤコドリが主役になっている。数日前まで残っていたというオバシギの姿ももうなかった。三番瀬での今日の目当てはズグロカモメである。葛西臨海公園でも観察されているがおそらく別個体であろう。羽毛を膨らませて真ん丸になったトウネンが2羽、一瞬ヨロネンかと見えたが細部を確認するとやはりトウネンのようだ。そのご市川側でハマシギの群れや、やたらに多いシロチドリを観察していると、鳥友からの連絡でズグロカモメが船橋よりに居るという。急いで引き返して干潟に降りているズグロカモメを見ることが出来た。若鳥である。最後に今年も律儀に姿を見せているビロードキンクロの姿を確認して、稲敷方面に向かった。稲敷到着は11時前頃で定番のポイントを回ったが種類も数も一時と比べるとずっと少なくなったしまった。それでも相変わらずタカブシギは多数見られるし、コアオアシシギ、アオアシシギ、オジロトウネンなども10羽前後、さらにツルシギが1羽残っていた。そんななかでようやく冬羽に換羽中と思われるヒバリシギに会うことが出来た。また、同定に検討を要するトウネンと思われる個体を観察した。別にヨロネンの情報もあったのだが確認はできなかった。午後3時過ぎ、例によって蓮根街道で100円レンコンをゲットして家路についた。干潟もタンボもすでに冬の姿でタンボでは猛禽の姿が目立つようになった。ヨシガモ、マガモなどは帰途立ち寄った印旛沼で確認したものである。
追記 : ヒバリシギを訂正、ヨーロッパトウネンとしました。じっとしていて動かなかったため全体の形からヒバリシギで脚が泥で汚れているのではないかと判断しましたが、冬羽に換羽した肩羽の軸班がヒバリシギとは異なることなどから、ヨーロッパトウネンとしました。(171106訂正)
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