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CHUSAN の FIELD NOTE
平成29年12月4日

日 時 H29/12/4
場 所 稲敷市〜印旛沼(茨城県、千葉県)
天 候 曇り
確認者 CHUSAN
ヨシガモ 12 バン 23 ミサゴ 34 ヒヨドリ
マガモ 13 オオバン 24 トビ 35 ムクドリ
カルガモ 14 タゲリ 25 チュウヒ 36 ホシムクドリ
コガモ 15 コチドリ 26 ハイタカ 37 ツグミ
カイツブリ 16 タシギ 27 ノスリ 38 スズメ
カンムリカイツブリ 17 オオハシシギ 28 チョウゲンボウ 39 ハクセキレイ
キジバト 18 コアオアシシギ 29 コチョウゲンボウ 40 セグロセキレイ
  8 カワウ 19 クサシギ 30 ハヤブサ 41 タヒバリ
 9 アオサギ 20 タカブシギ 31 モズ 42 カワラヒワ
10 ダイサギ 21 ヨーロッパトウネン 32 ハシボソガラス 43 ホオジロ
11 コサギ 22 オジロトウネン 33 ハシブトガラス 44 カシラダカ
 
半月以上ご無沙汰していた稲敷方面に出かけた。越冬モードのシギチの様子を確認する目的である。到着後すぐに定番のポイントを回ってみたがやはり種類、数ともに非常に少ない。浮島の蓮田地帯、道路からかなり離れたタンボでトウネン7羽の群れが見られた。すべてが1Wに見えるが換羽の状況と新しい冬羽の軸班バターンはかなりマチマチである。その他西ノ洲方面ではオオハシシギ2羽、コアオ1、ジロネン1などが見られた。ジロネンは一時見られた20羽前後の群れは今日は見られなかったが、どこかで越冬しているのではなかろうか? クサシギが多く集まる場所では引き続き数羽が見られる。今日は猛禽類に出会うチャンスが多かった。特に甘田干拓では多くのカメラマンがハイチュウの出現を待っていたが、私が一回りした時には姿を見ることは出来なかった。予報では午前中を中心に晴れるとのことであったが、実際には曇りがちで昼前からは雲が厚く、気温も低くなってきた。13時過ぎ、一通りの観察を終えて帰途に就いた。リストのカモ類は帰途に立ち寄った印旛沼での観察である。
その後上記トウネンの画像について、知り合いの方からヨーロッパトウネンとのご指摘を頂き、その後同地域で継続的に観察されている同一の群れ(と思われる)について、私自身の撮影画像や他からの情報等を総合的に検討した結果トウネンではなく、ヨーロッパトウネンであるとの判断にいたりました。(2017・12・19 追記)