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CHUSAN の FIELD NOTE
平成29年12月8日

日 時 H29/12/8
場 所 多々良沼、板倉町、渡良瀬遊水池(群馬県、栃木県)
天 候 晴れ、曇り
確認者 CHUSAN
コハクチョウ 15 キジバト 29 ノスリ 43 ツグミ
オオハクチョウ 16 カワウ 30 チョウゲンボウ 44 ジョウビタキ
オカヨシガモ 17 アオサギ 31 コチョウゲンボウ 45 ニュウナイスズメ
ヒドリガモ 18 ダイサギ 32 モズ 46 スズメ
マガモ 19 コサギ 33 コクマルガラス 47 ハクセキレイ
カルガモ 20 オオバン 34 ミヤマガラス 48 セグロセキレイ
オナガガモ 21 イカルチドリ 35 ハシボソガラス 49 タヒバリ
  8 コガモ 22 ツルシギ 36 ハシブトガラス 50 カワラヒワ
 9 キンクロハジロ 23 アオアシシギ 37 シジュウカラ 51 シメ
10 ホオジロガモ 24 トビ 38 ヒバリ 52 ホオジロ
11 ミコアイサ 25 チュウヒ 39 ヒヨドリ 53 カシラダカ
12  カイツブリ 26  ハイイロチュウヒ 40 ウグイス 54  アオジ
13  カンムリカイツブリ 27  ハイタカ 41 エナガ 55  オオジュリン
14  ハジロカイツブリ 28  オオタカ 42 ムクドリ    
2年振りに多々良沼、板倉方面に出かけてみた。最初に向かった多々良沼では6羽のツルシギを見ることが出来た。成鳥の冬羽。マイフィールドでは完全な冬羽を見ることは最近では殆どないのである。はるか遠くの対岸にイカルチドリであろうか、あまり活発には動いてはいないが数羽のチドリを確認できた。2年前にはヨーロッパトウネンが見られているが今日はその姿はない。また、以前はよく見られていたオジロトウネンの姿も観ることはできなかった。水面にはカモは少なかったがミコアイサ♂が1羽、盛んに潜水を繰り返していた。その後板倉町の水田地帯に移動、お目当てはニュウナイスズメ、コクマルガラス、猛禽類などである。ニュウナイスズメは毎年同じポイントで観察されるが電線とまりの画像しか持っていないのでなんとか枝とまりの写真が撮りたかったのである。苦心惨澹粘ること1時間以上、ようやく近くの枝にとまってくれ、なんとか撮影に成功した。ミヤマガラスの群れを探したが今日は約200羽の群れのみ。遠目にはコクマルガラスを確認できない。しかしようやく農道に降りている2羽のコクマルガラスを見つける。しかも2羽とも淡色型である。しかし警戒心は極めて強く、レンズを向けたとたんに飛んでしまい行方不明になってしまった。しばらくは探し回ったものの見付からずであった。ハイタカ、ハイチュウ、コチョウゲンなどの猛禽も見ることは出来たのだがじっくりと言うわけにはいかない。その後は渡良瀬遊水池に向かったのだが、午前中は晴れていた空が昼前頃には厚い雲に覆われ寒々しい雰囲気に包まれる。そのせいだろうか遊水地ではノスリを2回ほど見た以外には猛禽類を見ることはなかった。ジョウビタキ、ホオジロ、カシラダカなどは頻繁に出てくれたが狙っていたベニマシコには会えず、鳴き声を聞くこともなかった。14時過ぎには成果がないまま撤収することにした。