特に用事のない年の暮れの1日をどう過ごすか。やはり鳥見かなと言うことでいつもは他の場所と組み合わせて時間を限って訪れることが多い房総風土記の丘、今日は1日じっくりと歩いてみようと決めて朝9時過ぎから歩き始めた。しかし鳥影は少なく鳥に遭遇して立ち止まることがあまりない。カラ類の混群に遭遇することもないまま、最初に出会ったのはヤマガラの小群で松ボックリに取りついては盛んに松の実を穿っている。つぶらな瞳が可愛くもありユーモラスだ。その後も出会いがないまま虚しく歩が進のみ。経験上ビンズイに遭遇しやすいポイントを目指し、ようやく数羽のビンズイを見ることが出来た。池の周囲では2か所でルリビタキを見付けたが枝被りなどで写真はNG、しかもジョウビタキは毎年見られる場所では見ることがなかった。反対に去年見られた場所で今シーズンもトラツグミに会うことができた。この冬気になっていることがある。それはシロハラを見る機会が随分と少ないのだ。今日も5時間も歩き回って2回しか姿を見なかった。とは言えアカハラ、シロハラ、ツグミ、トラツグミなど冬の大型ツグミ類を一通り見ることは出来たのでやれやれではある。結局ジョウビタキを見ることはなく、カラ混群にあったのは1度だけ。池では前回見られたミコアイサは今日は留守であった。鳥が少ないとカメラマンも少ない。昼食の30分を別にすれば5時間、ひたすら歩いて17000歩、約11Km。741キロカロリーを消費した半日であった。リストのヨシガモとハジロカイツブリは帰宅途中に立ち寄った印旛沼での記録である。 |