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CHUSAN の FIELD NOTE
平成30年4月23日

日 時 H30/4/22〜4/23
場 所 奄美大島(鹿児島県)
天 候 4/22-曇り,晴れ、4/23-曇り
確認者 CHUSAN
カルガモ 12 シロハラクイナ 23 キアシシギ 34 ハシブトガラス
オナガガモ 13 オオバン 24 キョウジョシギ 35 ツバメ
キジバト 14 ムナグロ 25 オバシギ 36 リュウキュウツバメ
ズアカアオバト 15 ダイゼン 26 ウズラシギ 37 リュウキュウヒヨドリ
ウミウ 16 シロチドリ 27 ミサゴ 38 セッカ
ゴイサギ 17 メダイチドリ 28 トビ 39 コムクドリ
アオサギ 18 セイタカシギ 29 サシバ 40 アカヒゲ
  8 ダイサギ 19 チュウシャクシギ 30 オオストンオオアカゲラ 41 イソヒヨドリ
 9 チュウサギ 20 アオアシシギ 31 ハヤブサ 42 スズメ
 10 コサギ 21 アオアシシギ 32 サンショウクイ 43 キセキレイ
 11 クロサギ  22 タカブシギ  33 ルリカケス 44 ハクセキレイ
 オーストンオオアカゲラ  ルリカケス
 ズアカアオバト  クロサギ  オバシギとウズラシギ
 通常奄美大島経由での平島行きの場合、フェリーの欠航による飛行機便ロスを回避するため復路では奄美大島に2泊し、その間を利用して奄美大島での鳥見を楽しむことにしている。今回の奄美大島は平島同様鳥は少ない感じがする。23日朝、最初に訪れた海岸では久しぶりに多くのシギチを見ることが出来た。暫くシギチから離れていたこともあって、彼らを見ると心が和むというか自分の居場所に戻ってきたような幸福感を味わうことが出来た。ここでは偶然ハヤブサがセイタカシギを捕食する場面に遭遇した。ムナグロ他のシギチが一斉に飛び上がり高速急旋回飛行でハヤブサをかわしていたが、優雅な飛び方のセイタカシギはこのような飛び方は不得意のようであっと言う間に捕捉されてしまった。その後は奄美大島の名だたる鳥見ポイントを回り奄美大島の鳥であるルリカケス、オーストンオオアカゲラを見ることはできたが、夜の探鳥を計画しなかったこともありオオトラツグミを見ることは叶わなかった。ルリカケスは複数のポイントでしっかり見ることができたが、時として人工物(家屋など)に営巣することもあるようで、今回も建物の庇にオーストンオオアカゲラが穿った穴を利用して巣材運びをする様子を観察することが出来た。去年オウチュウを観察することが出来たサトウキビ畑、今年はイソヒヨドリの囀りを聞くのみであった。さすがに足かけ10日に及ぶ鳥見旅の最終日となると鳥を探す執念深さも萎えてしまい、お昼前にはレンタカーも返却、空港の店でゆっくり昼食をとり、土産物を物色したりした後定刻14時20分離陸の便で成田空港に帰着、久しぶりで自宅での夕食をとることができたのである。