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CHUSAN の FIELD NOTE
平成30年5月19日

日 時 H30/5/19日
場 所 印旛沼北部調整池(千葉県)
天 候 曇り
確認者 CHUSAN
キジ ダイサギ 15 カワセミ 22 スズメ
カルガモ チュウサギ 16 ハシボソガラス 23 ハクセキレイ
コガモ 10 コサギ 17 ヒバリ 24 セグロセキレイ
キジバト 11 オオバン 18 ヒヨドリ 25 カワラヒワ
オーストンウミツバメ 12 キアシシギ 19 ウグイス 26 ホオジロ
カワウ 13 コアジサシ 20 オオヨシキリ
アオサギ 14 サシバ 21 ムクドリ
 3泊4日の予定であった舳倉島遠征が1泊の鳥見になってしまい。日程が空いてしまったので輪島−金沢−富山−松本などに立ち寄りながら帰宅したのが昨日の未明。ドライブ疲れと睡眠不足を癒すべくぐうたらしていたところに鳥仲間から<印旛沼でウミツバメが1羽飛んでいる、多分オーストンウツバメ>とのビックリするような電話があった。何しろこのところ毎年この鳥を見るぺく八丈航路に乗っているのだが、未だに出会えていないのだ。広い印旛沼で大型のウミツバメとは言えたった1羽のオーストンを確認出来るものだろうかという不安も頭をよぎるが、とにかく印旛沼に急行する。現場までの約45分は期待と不安が交錯してテンションが上がる。しかし現地では発見した鳥仲間がマークしてくれていて、ほどなく見つけることが出来た。やはり激しく遠い。暫く水面近くを飛んだ後で着水するというパターンを繰り返していた。距離は近くても300mはあるだろうか。遠くなるとその倍くらいになってしまい、着水するとわからなくなってしまう。しかしこんなところに何故? このところ関東では南寄りの強めの風が連日吹いており、風に運ばれてきたのだろうか? しかも海上では大きな群れで行動することが多いというこの鳥がたった1羽。ま、鳥にも色々事情があろうとは思うがとにもかくにもライファーゲットである。出来たら本来生息する荒れ気味の海上で群れ飛ぶ姿を見たかった、などと考えるのは贅沢と言うもの。それほどこの鳥との出会いは思いがけないものであった。1時間ほど珍客オーストンウミツバメの行動を観察した後、周辺を一回りして帰途についた。意外にもコガモが1羽、仲間から取り残されたように沖の生け簀の枠にとまっていた。岸辺の芦原はオオヨシキリの囀りで賑やかだがもう何日かすると、サンカノゴイやヨシゴイの姿を求めてバーダーやカメラマンが多く訪れることになる。