ハジロクロハラアジサシの情報を得て久しぶりに川越方面の公園を訪れた。しかし渡り途中の鳥は昨日居たからと言って今日見られるという保証はない。よくある通り公園の沼にはその姿はなく、コアジサシのみ。もしや未だ手賀沼か印旛沼あたりに留まっている可能性・・・なんてことをマジメに考えて、今日は沼巡りをすることにしたのである。R16をのんびりと走りながら2時間後に手賀沼に到着、久しぶりの手賀沼だったが湖上にアジサシ類の姿はなく、かなりの数のコブハクチウが見られた。中にはヒナを連れた番も見られる。さらにホームフィールドの印旛沼に向かう。この季節の印旛沼ではやはりサンカノゴイのポイントということになるのだが、一昨日は見ることが出来なかった。果たして今日は? 現地に到着すると先着の方々のレンズは全てタンボの方向を向いている。という訳で首尾よく土手の上から稲が伸び始めた水田の中で餌を採るサンカノゴイを観察することが出来た。しかし湖面を見渡してアジサシ類は見られず吉高機場に移動。ここでもアジサシ類は見られずで、マジメにハジロクロハラアジサシを求めての沼巡りはあえなく沈没となったのである。先日も見かけたのだが吉高機場にはコガモのカップルが残っている。何か事情があるのだろう。無事に夏を越して秋にまた仲間と合流できることを願っている。午後3時前に帰宅、かくて200Km超えのドライブと沼の鳥たちに親しんだ1日を終えたのである。
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