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CHUSAN の FIELD NOTE
平成30年6月21日

日 時 H30/6/21
場 所 利根川下流域(神栖市、茨城県)
天 候 曇り
確認者 CHUSAN
オシドリ 11 ダイサギ 21 トビ 31 オオヨシキリ
カルガモ 12 チュウサギ 22 サシバ 32 コヨシキリ
シノリガモ 13 コサギ 23 オナガ 33 セッカ
カイツブリ 14 バン 24 ハシボソガラス 34 ムクドリ
キジバト 15 ホトトギス(S) 25 ハシブトガラス 35 スズメ
オオミズナギドリ 16 コチドリ 26 ヒバリ 36 ハクセキレイ
カワウ 17 シロチドリ 27 ツバメ 37 ホオジロ
  8 サンカノゴイ 18 コアジサシ 28 ヒヨドリ 38 コジュリン
 9 ヨシゴイ 19 クロハラアジサシ 29 ウグイス
10 アオサギ 20 ミサゴ 30 オオセッカ
 リストのうちシノリガモ、オオミズナギドリは中抜けで足を運んだ飯岡で、オシドリ、サシバは帰途立ち寄った印旛沼及びその周辺での観察である。
 
 利根川下流域の葦原で見られた鳥達
利根川の下流域、河川敷に広がる葦原を訪れた。この季節の定番の場所ではあるのだが今日はヌマアジサシが見られるとの情報もあり、普段出掛ける千葉県側ではなく茨城県側、利根川左岸の土手の上を歩いてみた。数羽のクロハラアジサシが確認出来たもののハジロクロハラは見られず。周辺はオオヨシキリの鳴き声が充満しており、その隙間をぬって遠くからオオセッカ、コジュリンの囀りも聞こえてくる。セッカの囀り飛翔も見られていかにもこの季節、この場所ならではの光景が広がっている。1時間ほど近辺を散策したあと、一旦飯岡方面にアジサシ類を求めて葦原を離れ、再度同じ場所に戻ったのは正午頃。昼食後再度葦原を広く見渡せる土手の上を歩いてみると、午前中とは違いオオヨシキリの鳴き声が少なくなった一方でオオセッカの囀りが優勢になっている。遠かった囀りもずっと近づき、個体数も多くなったように感じる。観察中1度だけだが遠く葦原の上をサンカノゴイが飛んでくれた。声を聞いていたのだが姿を見ることが出来たのはラッキーである。遠く水田からタマシギの声も聞こえてきて、この季節のこの天候、梅雨の止み間の緑豊かな葦原は雰囲気満点であった。