HOME
FN−目次
CHUSAN の FIELD NOTE
平成31年1月17日

日 時 H31/1/17日
場 所 三番瀬、谷津干潟(千葉県)
天 候
確認者 CHUSAN
ヒドリガモ 11 コサギ 21 ユリカモメ 31 メジロ
カルガモ 12 オオバン 22 ズグロカモメ 32 ムクドリ
オナガガモ 13 ダイゼン 23 ウミネコ 33 ツグミ
スズガモ 14 シロチドリ 24 セグロカモメ 34 ジョウビタキ
ウミアイサ 15 ミヤコドリ 25 ノスリ 35 スズメ
カイツブリ 16 セイタカシギ 26 カワセミ 36 ハクセキレイ
ハジロカイツブリ 17 ダイシャクシギ 27 モズ 37 タヒバリ
キジバト 18 イソシギ 28 ハシブトガラス 38 オオジュリン
 9 カワウ 19 ミユビシギ 29 シジュウカラ
 10 アオサギ 20 ハマシギ 30 ヒヨドリ
シロチドリ ダイシャクシギ ズグロカモメ
 
ここでは見たことがなかったシロチドリの群れ 
ダイシャクシギ、ズグロカモメ、ミヤコドリ 

昨年11月以来の三番瀬である。最近では珍しくダイシャクシギが、しかも複数が飛来したとのことで越冬中のズグロカモメとあわせてこれを見ることが今日の最大の目的であった。今日の潮は中潮で、到着した8時過ぎは干潮のピークから上げ潮に転じて間もなくの頃。干潮といっても潮位はさほど低くはなく干潟の広がりは小さい。鳥の観察にはお誂え向きといったところである。特に今日は正面の潮干狩り場区画のネットよりも手前の干潟に多数のミヤコドリやハマシギ、シロチドリなどが群れており、居ながらにしてこれらの鳥を間近に観察することができた。シロチドリは数十羽の群れで行動しており中に繁殖羽の♂も見られる。肝心のダイシャクシギはといえば干潟に入ってすぐ、ネットの向こう側の水辺に確認することができた。しかし非常に警戒心が強く、結果としてはかなりの距離からの観察に終始することになった。これらを観察しつつズグロカモメを探したが取り敢えずは姿が見えない。少数のユリカモメに注意を払いながら船橋側に移動している時に頭上を陸地側から沖合に向かってカモメが1羽飛んでいく。慌てて双眼鏡で確認すると逆光ではあったがズグロカモメとわかる。この時はそのまま船橋方面に飛び去ってしまったので、船橋側の海面を確認する目的で防波堤上を歩いてみた。多数のオオバン、スズガモ、ヒドリガモなどが海面に遊び、中にウミアイサ、ハジロカイツブリなどの姿もある。鳥が休息する沖の防波堤上にもダイシャクシギが見られ、干潟の個体と合わせるとどうやら5羽を数えるようだ。最初は2、3羽と聞いていたので増えてきたようだ。一通り観察した後ズグロカモメが再度飛来するのを待つことにして、順光で干潟が見渡せる船橋側防波堤上で観察を続ける。潮が上げてきて干潟がかなり消失した頃に狙い通りズグロカモメが飛来してくれた。時折水面にダイブしたり干潟に降り立ったりと、暫くぶりでズグロカモメ成鳥冬羽の姿を楽しむことが出来た。ところで帰宅後、前回三番瀬でダイシャクシギを見たのは何時であったのか? 記録を遡ってみたのだが、2013年1月3日のことで、実にここでダイシャクシギを見たのは6年振りのことであった。その後11時過ぎには谷津干潟に移動、セイタカシギ、ノスリ他を確認13時前に帰宅後に遅い昼食としたのである。今日は何故かサギ類の姿を殆ど見ることがなかった。三番瀬で観察中に飛来したコサギが1羽、しかし間もなく姿を見なくなったし、谷津干潟でもアオサギが1羽のみ。たまにこんなことがあるのだが何故だろ?。