今シーズン最後のカモメウォッチングのつもりで銚子方面に出掛けた。例によって飯岡漁港からスタートして、銚子マリーナ、外川漁港、黒生漁港と進むが、それまでに少数の空飛ぶカモメ類以外には、水辺に降りている１羽のカモメ類も見ないという異常事態となった。これでは銚子港のカモメポイントも期待できないと思われた。さすがに第３漁港周辺では全く居ないということはなかったが、やはり非常に少ないし、地上に降りているカモメは殆ど見かけない。暫くはポイント上空を飛ぶさして多くはない鳥を観察していたが、カナダ１st、成鳥、ミツユビカモメなどが確認出来たくらいでこれと言った成果がないまま、銚子港、波崎港と通過してしまった。その後はこのところ複数のコウノトリが見られている地域を暫く捜索してみたが今日は発見できず、稲敷方面へと向かった。しかしこちらも今までのポイントをざっと回った限りでは律儀に越冬場所に留まっている１羽のセイタカシギ以外にはタカブシギ、タシギが目についたくらいでシギチも非常に少なくなってしまった。越冬した面々が渡去するには早すぎると感じるが、暖かい春のせいだろうか？ 蓮田を飛び回るのはツグミとカシラダカ、セキレイ類位で、夏羽への換羽が進んだカシラダカが結構目立っていた。蓮田は春の植え付けの準備が最盛期を迎えており、午後になっても作業にいそしむ農家の方々が多い。午後３時過ぎ、目立った成果がなく欲求不満気味ではあったが本日の切り上げとした。
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