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CHUSAN の FIELD NOTE
令和元年6月12日

日 時 R1/6/12
場 所 九十九里浜〜市原市(千葉県)
天 候 曇り
確認者 CHUSAN
カルガモ ミユビシギ 15 ハシボソガラス 22 ムクドリ
キジバト ウミネコ 16 ハシブトガラス 23 オオルリ(S)
ウミウ 10 コアジサシ 17 ヤマガラ 24 スズメ
アオサギ 11 (亜)アカアシアジサシ 18 シジュウカラ 25 キセキレイ
チュウサギ 12 (亜)アジサシ 19 ツバメ 26 ハクセキレイ
ホトトギス(S) 13 ハジロクロハラアジサシ 20 ヒヨドリ
シロチドリ 14 サンコウチョウ 21 ウグイス(S)
亜種アジサシ ハジロクロハラアジサシ
 コアジサシ  サンコウチョウ
ベニアジサシが見られていたのだが何日か前から見られておらず、その代わりにハジロクロハラアジサシの成鳥夏羽が入ったとの情報で九十九里浜に出掛けた。ハジロクロハラは最近は印旛沼で遠くを飛ぶ姿を見るくらいで間近に見たのは久しぶりである。ポイントに到着間もなくアジサシの群れに混じるように砂浜に降りてくる本種の成鳥夏羽を見ることが出来た。成鳥は1羽のようだが若い個体(1S)が最終的には4羽姿を見せた。早朝は亜種アカアシアジサシ、しかも嘴も赤い個体が複数見られたようだが、私は脚のみが赤い個体を2羽ほど見ただけである。10時前からは姿を見せる間隔が間遠となったのを契機に移動することにして、久しぶりに市原市の森林施設に行ってみた。サンコウチョウが毎年繁殖することで知られた場所だが私はここでサンコウチョウの姿を堪能出来たことは一度もない。今日もそのことを覚悟で暫く待ってみようということでポイントと思われる場所に腰を据えて、折しもお昼になって弁当をつかいながらの持久戦となった。最初から2時間程度は待つつもりであったが、そのタイムリミットも近づいた頃ようやく囀りが聞こえ、ほどなく奥の木立の中に動く鳥影を認めることができた。非常に暗い、しかもかなり距離のある森の中で、証拠程度の写真を撮るのが精々であったが、オオルリやホトトギスなどの声とともに「ホイホイホイ」の声を聞くことができて心癒されるものがあった。ハジクロとサンコウチョウ。最初から目論んでいた鳥をなんとか見られ、13時過ぎには心弾む気分で家路についたのであった。
砂浜に降り立つハジロクロハラアジサシ 成鳥1、若鳥(第1回夏羽)4