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CHUSAN の FIELD NOTE
令和元年7月6日

日 時 R1/7/6
場 所 九十九里浜
天 候 曇り、小雨
確認者 CHUSAN
カルガモ ミヤコドリ 13 トビ 19 スズメ
キジバト キョウジョシギ 14 ハシブトガラス 20 ハクセキレイ
オオミズナギドリ ウミネコ 15 ヒバリ 21 カワラヒワ
アオサギ 10 コアジサシ 16 ツバメ
 5 ダイサギ 11 ベニアジサシ 17 ヒヨドリ
 6 シロチドリ 12 アジサシ 18 ムクドリ
 ベニアジサシ  アジサシ
雨模様の日々が続くが、そんな中の僅かな雨の止み間をついて出動した。今まで3回出かけて外しているベニアジサシ狙いである。時期的にはまだ可能性は十分なのだが姿を見せない日も多く、諦めて撤収したその夕方に現れたり、よく経験することではある。可能性はまだあるというわけで4度目の正直を狙ってまだ小雨が降る中を出かけたのである。現地到着時はまだ小雨が降り続いており、しばらく車の中で待機することにする。小一時間待って浜に出て最初に目に入ったのは目の前の浜辺のすぐ近くまで接近して飛ぶオオミズナギドリの姿で、反転した時には翼下面のパターンが肉眼でも判別できるほどであった。ウミネコの群れも浜に降りており、時折飛び上がっては海上を飛び、また浜に降りたりを繰り返している。遠くの波打ち際にアジサシ類が降りていて少数のカメラマンがレンズを向けている。数羽のアジサシの中にお目当てのベニアジサシが1羽混じっているのが確認できた。ようやく願いが叶ったのである。脚の赤、うっすらとピンクに染まる胸。アジサシと比べて明るい背の色、そして長く伸びた真っ白な尾羽がひと際目立っていた。ベニアジサシの他は特に変わったものは見られなかったが、アジサシの中には冬羽への換羽が進行しているものも見られる。また、コアジサシは既に自力で飛んだり採餌出来るほどに育った幼子の姿もちらほら見られて微笑ましい。ひとしきりベニアジサシを観察した後、もう一つのポイントに移動してみた。もしかしたら何かシギチが見られるかもしれないとの期待からである。久しぶりに訪れた砂浜は多数のサーファーで賑わっていたが、人がまばらな砂浜の一角に4羽のミヤコドリの他、少数のキョウジョシギとシロチドリの姿があった。7月も中旬を過ぎるとオオメダイチドリなどをはじめ、色々なシギ゛チドリがこの浜を通過していくことになる。
 コアジサシ  ミヤコドリ キョウジョシギ