昨日の九十九里浜からの帰途、ヒメハマシギが確認された旨の情報があった。さっきまでハシブトアジサシを探してウロウロした海岸である。即刻戻ろうかとも思ったが夕方からの所用もあり、翌日早朝からの捜索に賭けることにした。そして今朝、久しぶりの3時起きであった。現地着は5時少し前で、立ち昇るもやがうっすらと立ち込めている。しかし時間と共に視界はクリアーになって来た。先着の方々も今朝はまだ見ていないとのこと。じっと待つか、周辺を捜索するか・・・何人かで周辺の捜索をすることになった。そして間もなく。トウネン20羽程の群れが見つかったとの連絡が入る。ただ鳥の姿勢と向きが悪くかなり悩ましかったがやがてその群れの中にヒメハマシギを確認することが出来た。夏羽とのことで赤褐色味のある姿を予想していたが実際にはむしろモノトーンに近い黒っぽい色に見えた。肩羽、雨覆いなどの淡色の羽縁の摩耗が進み、全体に黒っぽくなったものと思われる。ヒメハマシギは丁度10年前、2009年9月に三番瀬で幼羽を見て以来である。その後は暫くの間観察と撮影を楽しみ7時半過ぎに満足感を感じつつ海辺を後にした。時間があるのでその後香取市与田浦水田、稲敷市浮島方面をパトロールしたがオオジシギを確認した程度。狙い目であったタマシギ他は残念ながら見ることが出来なかった。14時前早めの帰宅であった。。
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