今日は鳥見の予定はなかったが来週月曜日くらいまでは悪天候が続きそうなので、急遽出動した。欲張って干潟とタンボの両狙いを目論む。外房海岸到着は8時前頃。台風の影響で海はすでに大荒れとなっていてその波頭を切るようにオオミズナギドリが汎翔している。波打ち際では多数のミユビシギに混じってオオソリ11羽、オバシギ7羽、ハマシギなどが見られる。水溜まり周辺の主役は渡り途中のカモ達で、多数のカルガモに混じってヒドリガモ、ハシビロガモ他が見られた。水際では多数のトウネンが遊び、2羽のコオバシギ幼鳥、メダイチドリ、シロチドリ、ダイゼン幼鳥などが活発に採餌している。中に足の黄色いチドリが。コチドリと思っていたが、やや大きいし、写真を見ると嘴が小ぶりでアイリングもない。ハジロコチドリのようだ。結局は飛んだ時の翼帯を確認することが出来て確定した。2時間ほど観察したのち稲敷方面に移動する。約1時間半で到着、まずコアオ10+、アオアシ3を確認したのち今年の賑やかポイントに移動し、アメリカウズラシギ1、ウズラシギ7羽、ハマシギ2羽、トウネン、ジロネン等を確認する。暫く観察した後他のポイントに移動、セイタカシギ、オジロトウネン、トウネン、ハマシギ、エリマキシギ等を見ることが出来た。15時前に再びウズラシギポイントに戻ってみる。状況は変わらずであったがウズラシギの数が倍増、なんと13羽を数えた。突如ハヤブサが突入してきてシギ達はチリジリになってしまった。ここでは知り合いの方々多数にお会いし、雑談に興ずることにもなったのである16時頃に撤収を決めた。
(追伸) : ベテランの鳥友から、ハジロコチドリについて、ミズカキチドリの可能性についてのご指摘を頂き、改めて複数の撮影画像を精査しましたが、距離があったので鮮明な画像ではなく、確証は得られませんでしたが。ミズカキチドリである可能性は否定できないと考えています。 下の画像を参照下さい。
過眼線と嘴基部の関係 左足中趾−内趾 左足中趾−内趾
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