1週間前同様に九十九里方面から稲敷まで、しかも今日は波崎に立ち寄っての大回遊というわけで午前6時前に家を出た。先週台風19号直前の九十九里で見られたオバ、コオバ、多分ミズカキチドリなどは姿なく、トウネン、ミユビ他でやや寂しい。短時間の滞在で波崎に向かう。利根川河口の左岸、波崎側は利根川の増水で川っぷちの漁業関係の施設がある道路は水没したらしく泥に覆われた部分もまだ残っていた。海水浴場側の砂浜ではこの時期ならではの鳥としてタイミルセグロカモメ(成鳥夏羽)を見ることが出来た。初列風切りは摩耗が進み白斑は殆ど見えない。この時期に見るのは初めてである。しかし結局波崎でのお目当ての鳥は見付からず昼食後稲敷方面を目指す。台風の被害は千葉県他に大被害をもたらした15号の時と比べると今回(19号)の方が影響は少なかったように見える。しかし蓮田は多くの水を湛えて小型の鳥が入る場所は限られてしまっている。先週とは場所が変わってしまっていたが多くのコアオアシシギと混じってオオハシシギ、オグロシギ他が見られたほか、ウズラシギも5羽を確認出来たのである。蓮田では早くもコチョウゲンボウの狩りが見られ、ツバメに混じってショウドウツバメの姿も多く、秋の深まりを感じさせる。15時過ぎに一通りの確認を終了、帰宅の途に就いたのである。 |