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CHUSAN の FIELD NOTE
令和元年10月23日

日 時 R1/10/23
場 所 三番瀬(千葉県)
天 候 晴れ
確認者 CHUSAN
スズガモ シロチドリ 15 ユリカモメ 22 ヒヨドリ
キジバト メダイチドリ 16 ウミネコ 23 ムクドリ
カワウ 10 ミヤコドリ 17 セグロカモメ 24 スズメ
アオサギ 11 オオソリハシシギ 18 オニアジサシ 25 ハクセキレイ
ダイサギ 12 キョウジョシギ 19 モズ
コサギ 13 ミユビシギ 20 ハシボソガラス
ダイゼン 14 ハマシギ 21 ハシブトガラス

 
オニアジサシ 
前々から今日は印旛沼、浮島と回ることを決めていたが昨日になって先日波崎で外したオニアジサシが現れたとの情報が入って来た。仕事の関係で即出動とはいかなかったので今朝三番瀬に向かったのである。到着は7時半過ぎであったが、到着早々ウミネコの群れに混じるオニアジサシを見ることが出来た。この鳥を近くで見たのは2007年4月、やはり三番瀬で夏羽を見て以来である。すでに冬羽への換羽が進んでいて頭部はゴマシオ、初列も揃っていないように見える。もしかしたら先日目指した波崎の個体が移動してきたのかもしれない。シギチは先日まで見られていたオバ、コオバは見られず、全体としては数も少ないが、そんな中ミヤコドリは確実に数を増しているようだ。1Wと見られるメダイチドリの幼鳥がまだかなり残っている。普通はこの時期に三番瀬に来ることは稀なのでメダイチドリ1Wは新鮮に感じる。ミユビシギもすっかり冬羽になっており直射日光を受けて眩しいほどである。オニアジサシは一旦行方不明になったもののいつの間にかウミネコの群れに戻っており、さらに観察を続けることが出来た。徐々に干潟が狭まってくると居場所もなくなり、見ている我々の足元もおぼつかなくなってくる。干潟がもうわずかしかなくなると一緒にいたウミネコたちは次々と飛び去るがオニアジサシはなかなか飛ばずついにウミネコ1羽とオニアジサシを残すのみ。飛び立つところを狙っているカメラマンの足元も水が深くなりあとがなくなってくる。我慢比べになってきた。しかしやがて我慢できなくなったのか、ゆっくりと翼を広げると低く飛び立ち見えなくなってしまった。恐らく船橋側の防波堤で休息するのであろう。少しづつ狭まってきた干潟を後にしたのは10時過ぎのことであった。
 メダイチドリ ミヤコドリ ハマシギ