年が明けてはや6日目である。風邪による体調不良で家にこもってじっとしていた年末年始であったが、そろそろ動き出さねばというわけで、年末にお預けとした印旛沼徒歩一周鳥見に出動する。といっても体調が戻っているかと言えばまだ完全とは言えない。そんなわけで今日は例年のスタート地点である甚兵衛公園ではなく吉高機場から反時計回りに歩くことにする。スタート時間も10時半とかなり遅い。前日の強い北風はおさまり静かな湖面と暖かな日差しで早足で歩くと汗ばむほどである。吉高機場付近には多数のヨシガモが集まっている。ベニマシコなどを期待しつつ歩を進めるが甚兵衛大橋を渡り、沼の東側に入って暫くのところで立ち入り禁止、通行止めとなっている。土手の道も土手下の道路もである。すでに2km以上歩いている。体調が良ければ大きく迂回することも出来たが、この状況は<無理するな>とのサインだと感じて引き返すことにした。車まで戻ったがそれでも5km弱を歩いたことになる。その間ケリ、オオタカ、チュウヒ他を確認出来た。昼食後は印旛沼のポイントをパスして坂田ケ池に行ってみることにした。出鼻をくじかれたせいかどうも集中力が出てこないのである。坂田ケ池では特段の鳥は見られなかったがミコアイサ♂、♀やトモエガモ♀などが見られた。今日は月曜日で房総の村の各施設は休みだが周囲の林を歩くことは出来る。しかしここでもやはり気力が出ず池一周で撤収することにした。やはり体調を整えてから出動するべきであった。とは言え1万2千歩ほどは歩いている、8kmほどになろうか。印旛沼一周の約半分の距離である。年明け早々なんとも中途半端な鳥見となってしまったが、ここは潔く撤退としよう。次回は気になっている稲敷方面を回ってみることにする。 |