1週間ぶりに鳥見に出たのだがさしたる情報もない中で取り敢えず九十九里海岸を目指した。早朝から雲が重く垂れこめ肌寒い。ツユ寒と言われる天候であったが予報では日中は雨も止み気温も上がる言う。九十九里海岸に到着したものの霧雨は止むことはなく長い距離を歩くのはちと辛そう。このような天候は特に銚子から九十九里浜方面の海沿い地方ではなかなか好転しないことが多い。海からの北東の涼しい風が吹きつけている限りは晴れ間は望めそうもない。九十九里浜の2カ所のポインを歩いてみたもののさしたる成果はなく、オオミズナギドリが陸地近くを飛ぶ姿を見るくらいであった。先日草むらにうずくまっていたクロガモ♂に今日も出会った。前よりもずっと元気になっている。依然飛ぶことは出来ないようだが水に入って泳ぐことは出来るまでになったようだ。防波堤の外にはなんとクロガモ♀の姿もある。番いなのだろうか? パートナーが北に帰れないので付き合って留まっているのかも・・・などと考える。海での成果がなかったため印旛沼に寄って帰ることにした。印旛沼のヨシゴイのポイントを訪れたのは今季初めてで、時折飛んでくれるヨシゴイと間近で囀るオオヨシキリをカメラに収めて早々撤収することにした。13時半には帰宅したのである。 |