冬のモードに入ったであろう稲敷の蓮田の様子を見に出かけた。現地着は9時頃。予報では秋の気持ちの良い快晴とのことであったが朝方は結構重く垂れこめる雲に遮られて暗くうすら寒い陰な雰囲気である。現地入り口では今年も律義に渡来したホシムクドリが4羽出迎えてくれた。取り合えず電線どまりの空抜けで、曇り空とあってきれいなホシの撮影は出来なかった。その後定番のポイントを回ったが10月に賑わった場所には鳥は全く見られず越冬シギチがよく見られるポイントで今まではなかなか見られなかった小型のシギをようやく観察することが出来た。オジロトウネンは11羽、中に2羽のヨロネンが混じっている。さらにその近くの蓮田でヒバリシギ、コアオ、オオハシシギ、ムナグロ4羽を確認。割と越冬する傾向の強いジロネン、ヨロネンには越冬の期待大である。帰途に立ち寄った千葉県側の蓮田で幼羽から1Wへ換羽中のツルシギ3、セイタカシギ、ハマシギ、ジロネンなどを確認、さらに印旛沼でヨシガモ、アカハラ、ツグミなどを観察した。天候のせいもあり寒々とした冬の蓮田のたたずまいであったがようやく顔を見せた越冬組を期待できるシギチに出会えて気持ちは晴ればれといったところか。情報のあったツクシガモには残念ながら出会えなかった。。
|