新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言下では密にはならないとは言え出動も憚られるのだが、前回訪問時にははるかウンビャクm彼方に眠っている姿を辛うじて確認できたコスズガモを何とかそこそこの距離で見たいと思い通勤渋滞を避けた10時前に現地着、人影もいつもよりは疎らに感じる遊歩道の直下から沖合、そして中間距離それぞれにかなりまばらに鳥が散らばっていてスコープでの捜索は効率が上がらない。なんとか一通り検索したものの見付からない。ビロキンのポイントでは2羽の♂が採餌していたが沖のスズガモの群れと共に行動していた個体がタイミング良く羽ばたいてくれた。ここで折り返して再度復路検索、今度は沖合の群れを無視して近距離と中距離を双眼鏡で丹念に探す。ようやく数十mの距離を単独でエサ取りをしているそれらしい個体を見つけ出しスコープで確認した。頭部の形、嘴の先端、周囲のスズガモとの大きさ比較などコスズガモの特徴が見て取れる。次列風切りの識別点を確認すべく暫く待ったのだが次第に遠ざかってしまい確認することが出来ないままになってしまった。帰宅途中に三番瀬に寄った。到着時は上げ潮に転じて1時間後くらいで干潟も狭まりつつあった。すでにカモメ類は船橋側防波堤に集まっており干潟には姿がない。ズグロカモメも確認出来なかった。いつものメンバーに加えてダイシャクシギが1羽、逆光遥かのすでに潮が深くなっている辺り、やがて防波堤方向に飛び干潟に出てくることはなかった。 |