先週お目当てのシマアジを見逃したこと、カモメが不調であったことなどで再度挑戦を決めていた。今回は東庄町を最初に訪れた。朝、7時過ぎに到着、今度はすぐにカルガモの群の中にいるシマアジを発見。やや遠いがなんとか証拠写真を撮影する。先週かなりの数が残っていたトモエガモは今日は見られず。アメリカヒドリも1羽が確認出来たのみ。その後キバラガラの様子を確認して銚子に向かう。キバラガラは間もなく見付かったが相変わらず撮影は難しい。唯一全身を撮影出来たのは全くの逆光であった。その後暫くキバラガラを狙ってみたが叶わず、銚子港に移動。カモメを探すことにした。今日は干潟が大きく広がる潮周りであったが集まっていたカモメは少なく、ワシカモメ、シロカモメ、タイミレンシスなどが見られたのみ。さらに第3漁港に向かい、ここで漸く今期初のミツユビカモメを見ることが出来た。さらに第2漁港に向かうが防波堤にはカモメは極く少なく、これと言った成果は得られず、波崎に向かう。しかし結果は波崎も同様でカモメの姿は殆どない。午後は再び干潟に向かうことにして波崎で昼食をとることにした。午後はさらに潮が引いたであろう干潟の出る場所に行ってみる。午前中見られたワシ、シロなども見えず、暫く待ってみることにした。そして諦めて帰路に就こうとした時に1羽の成鳥が飛来、背の色、頭部の冬班、顔つき等からカナダカモメの印象を受ける。初列裏側は翼の折り畳みの関係で殆ど見えないが羽を広げて初列先端のパターンを確認するため粘り強く待つことにした。やがて干潟に降りていたカモメが何かに驚いて飛び立ったその時に初列先端のパターンを確認することが出来たのである。カナダもミツユビも今シーズン初めてであった。 狙いとしていたシマアジ、ミツユビカモメ、カナダカモメを見られて一応は今日の目標は達せられたと言うことでまだ日は高いが帰宅することにした。
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