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CHUSAN の FIELD NOTE
令和3年8月27日

日 時 R3/8/27
場 所 九十九里海岸〜一ノ宮河口他(千葉県)
天 候 晴れ
確認者 CHUSAN
ダイゼン キアシシギ キョウジョシギ 10 ヨーロッパトウネン
シロチドリ ソリハシシギ オバシギ 11 ヒバリシギ
メダイチドリ イソシギ トウネン
 ソリハシシギ オバシギ
 トウネン ヒバリシギ 
今日は九十九里浜方面から稲敷市まで回る250Kmコースを予定していたが午後に所要が出来てしまい、午前中九十九里方面のみ回ることにした。7時半頃にポイント到着と同時に水溜まりのこちらから5羽のシギが対岸の水際に向けて飛んだ。翼後縁の白色帯が目立つソリハシシギの小群だが中に小型の鳥が混じっていた。対岸に降りたので双眼鏡で確認したが遠くてハッキリわからない。カメラで撮影して拡大してみる。細部は勿論判別できないが全体の形は明らかにヨーロッパトウネン。早速回り込んで対岸に向かったがかなり手前でこの1羽のみが高く飛んで行方知れずになってしまった。暫く待ってみたが戻らず、今季初のオバシギ幼鳥、3羽のトウネンなどを間近に観察して、ヨロネンが飛んだ方向の作田海水浴場に移動したが鳥の姿は全くなし。仕方なく一ノ宮に移動。潮はまだ十分に引いてはいなかったが、メダイチドリ、ダイゼン、ソリハシシギ等を確認。他に期待できそうもないので再度水溜まりに戻ることにした。10時頃に戻ってみたが見渡したところ鳥の姿はなし。諦めて帰ろうとしたとき小型のシギが1羽飛来し、目の前の水際に降りた。ヒバリシギ幼鳥であった。コこでヒバリシギを見たのは2度目、今季は情報はあったものの初めての出会いであった。これも暫くすると飛んで行方不明になってしまい、再び鳥の姿は亡くなってしまった。これを潮時に撤収することにした。しかし今日は気温が高いだけでなく湿度が非常に高いようで海辺であってもまとわりつくような熱い空気に常に包まれているかのようで閉口してしまった。熱中症の危険を一際感じながらの鳥見であった。