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CHUSAN の FIELD NOTE
令和3年8月28日

日 時 R3/8/28
場 所 稲敷市(茨城県)
天 候 晴れ
確認者 CHUSAN
カルガモ 10 タシギ 19 キリアイ 28 ショウドウツバメ
キジバト 11 オグロシギ 20 エリマキシギ 29 ヒヨドリ
アマサギ 12 コアオアシシギ 21 ミサゴ 30 ムクドリ
 4 アオサギ 13 アオアシシギ 22 トビ 31 スズメ
 5 ダイサギ 14 タカブシギ 23 カワセミ 32 ハクセキレイ
 6 チュウサギ  15 トウネン  24 ハシボソガラス  33 セグロセキレイ
 7 コサギ  16 オジロトウネン  25 ハシブトガラス    
 8 バン  17 ヒバリシギ  26 ヒバリ     
 9 コチドリ  18 ウズラシギ  27 ツバメ    
 オグロシギ+コアオアシシギ+アオアシシギ エリマキシギ+コアオアシシギ
オジロトウネン幼鳥  ウズラシギ キリアイ+トウネン
昨日中に回るはずだった稲敷のタンボ。時間の関係で今日に変更した。今日も昨日同様晴れて日差しの強さに加えて湿度の高さで汗が蒸発せず熱が内にこもってしまう感覚の暑さであった。徐々に蓮田が開けて来ているが鳥が集まるタンボは3カ所か4カ所に限られており時に応じてそれらのポイント間を行ったり来たりしているようだ。個別にはヒバリシギの個体数が多いと感じた。少なくとも4枚のタンボで6羽は確認出来たと思う。また、今日の観察で印象深かったことは、オジロトウネンの幼羽に出会ったことである。秋の渡りでは当然と思われるが今までは幼羽から1Wに向けて換羽中の個体を見ることが多かったのだ。今日出会ったオジロトウネンも多くが成鳥で夏羽から冬羽への換羽が始まっている個体が多いように感じた。しかしタンボの奥行きがあるため多くの鳥が農道から最も遠い場所に落ち着いてしまっているため綺麗な画像を撮ることは難しかった。また、昼前後の日差しが強くなった時間帯には多くの鳥が蓮田のところどころに残っている蓮の葉の下で日差しを避けていることが多かった。今後秋が深まるとともにアカアシシギ、ツルシギ等が姿を見せ晩秋から初冬にかけてはアメリカウズラシギ、ヨーロッパトウネンなど越冬組へと繋がっていく。考えて見るとシギチの観察時期は6月から7月上旬にかけての少しの時期に見る機会が減るもののそれ以外の時期には何処かで何かが見られるという我々バードウォッチャーにとっては有難いグループの鳥達なのである。