タンボと干潟を1日で回る。シギチ最盛期にはよく計画するのだが今日は久しぶりに好天が期待できるので迷わず出掛けた。先ずタンボへ。稲敷ではこのところ各所で観察されているアカエリヒレアシシギ、キリアイ、オジロトウネン幼鳥、セイタカシギなどが同じタンボで見られるなどが収を決めた。さらに別の場所ではエリマキシギ3羽、ウズラシギ2羽その他を観察、居合わせた知り合いと雑談をしながらのゆったりとした鳥見を楽しむことが出来た。11時前に予定通り海辺の鳥を求めて九十九里浜方面に移動する。途中幾つかの九十九里浜のポイントによって13時頃には片貝漁港付近に到着。多数のトウネン、メダイチドリの群を見ることが出来た。波打ち際のウミネコの群と共に1羽のオバシギ幼鳥が採餌している。そのうちにソリハシシギが次々と飛来する。数羽のソリハシシギが水溜まり周辺を走り回ると、つられたように周辺の鳥達も活発になるように感じる。今日はタンボでも九十九里浜でも多数のトウネンを見ることが出来た。殆どが幼鳥であったが同じトウネン幼鳥といっても体型にはかなりの違いがあり中にはヨーロッパトウネンではないかと思うほど脚の長い個体も見られ、また同じ場所で対照的に短足な個体も居る。さらに中には1Wに向けて一部に冬羽が出ているものも見られる。今日は出来るだけ多くの写真を撮影し、帰宅後にじっくりと確認することにした。3時前に渋滞前に帰宅すべくフィールドをあとにした。今日は晴れ時々曇りで北風が吹いて暑くもなく爽やかな鳥見日和であった。 |