好天に恵まれた今日は近場のフィールドを回ることにして、先ずは前回同様三番瀬からスタートすることにした。干潟の出始めのタイミングを狙って出動。船橋側防波堤の先端には先日同様アカアシカツオドリ狙いのカメラマンが集まっているが鳥を撮影している様子はない。そこで出始めた干潟沿いに太陽を背にして市川側に歩きながらシギチを観察する。特に変わった鳥は見られず市川側の防波堤に到着。市川港への航路標識にアカアシカツオドリがとまっていることが確認出来たので少しでも距離を縮めるため防波堤の先端まで行ってみた。それでも距離は数百メートルはあるだろうが、先週の船橋側からの距離1400mと比べたら大分近い。という訳で遥かの標識にとまる件の鳥の撮影を試みた。しかしいくら頑張ってみてもこの距離が縮まる訳でもなく同じような写真を大量に撮影することになってしまった。その後9時半過ぎ、印旛沼方面に移動することにする。印旛沼北部調整池の東側の水田地帯を走り、チョウゲンボウなどを撮影しながらまずは房総風土記の丘に行ってみた。坂田が池ではまだカモ類は少な目だがハシビロガモ、マガモ、コガモなどが多く見られた。メジロ、ヤマガラ、シジュウカラの混群に遭遇する。一通り池の周囲や散策路を歩いたのち、印旛沼の西側の水田地帯経由で本埜のハクチョウ渡来地に行ってみた。渡来数はまだ40羽ほどとのことである。ハクチョウと一緒にガンなどが渡来していることを期待したが今日の処はハズレ。午後3時過ぎに吉高機場経由で帰宅することにした。今日の印旛沼は快晴無風の天候を映して鏡のように静かで沼のカモ類ははるか沼の中央部分に集まっているようで、吉高機場付近ではカルガモ、マガモ、ヨシガモの小群を観察したのみであった。
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