先週末あたりから話題になっている都内の公園のロクショウヒタキを見に行ってきた。♀タイプだとのこと。ネット上の画像を見ると、以前海外で見た♂とはやや様子が違うようである。ということで思い切って挑戦することにした。
結果としては連続３日間通って漸く間近で見ることが出来たのである。３日目も閉園が迫ってきた15時過ぎ、それは突如目の前の低木疎林に飛来した。それまでは逆光の高い樹の梢など観察しにくい場所に短時間出ては行方知れずとなったりして証拠にもならないＮＧ画像に甘んじており私には縁がなかったのだと諦めかけていたタイミングでのお出ましであった。私はどちらかと言えば持久するタイプの鳥見は苦手な方なのだが珍しく粘った甲斐があったと言うものである。それから約１時間にわたり眼前の既に葉を落とした樹木の枝から枝へと移動しながら楽しませてくれたのである。しかしどうしても小枝が被ってしまいなかなか良い場所には来てくれない。ポジション取りに四苦八苦しながらも何とか見られる画像を撮ることが出来た。目の前での鳥の活動が一段落したのは閉園時間が迫った16時過ぎであった。それまで朝から辛抱強く待っていた多くのギャラリーも一様に安堵の笑みと撮影出来た喜びを口にしつつ夕暮れが迫った公園を後にしたのであった。幸い通勤ラッシュの少し前で電車も座ることが出来て18時前には帰宅することが出来た。
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