印旛沼北部調整池及びその周辺を1日かけて回ってみることにした。先ずはハクチョウの渡来地に行ってみる。ハクチョウたちの多くは塒である水を張った水田の周辺で採餌している。また少し離れた印旛沼周辺水田で餌を採っている群もあるようだ。の歩いてみることその後印旛沼の土手上の遊歩道を歩いたり水田地帯を車で流してみたりしたが鳥は少なく、風も思った以上に弱く、湖上のカモ達も沼の中央部分に多く、沼の南側遊歩道近くではマガモ、オナガガモが多く、ホシハジロ、ヨシガモなどが見られる。ただミコアイサの姿はまだ見られない。猛禽も殆ど飛ばず、チュウヒ、トビの飛翔を観察したのみ。ただ複数のノスリやミサゴが水田や湖上の杭などにとまっている様子が遠く観察出来た。その後房総風土記の丘、坂田が池を歩いてみる。ジョウビタキ、ルリビタキその他カラ類混群などを見ることが出来たが特に前回と変わらずであった。昼食後再度印旛沼に戻り、沼の東側を回ってみたが相変わらず猛禽類は飛ばないし電線どまりも見られない。水が入った水田でタゲリの群れを見ることが出来た。再び沼の南側から西側に回ってコチョウゲンボウのポイントにも寄ってみたが見付からず、トモエガモの群を確認したかったのだが岸近くには見られない。今季初めて何羽かのツグミを見ることが出来たが例年と比べてやや遅いのではないだろうか。風は予想より弱かったものの日差しはなく曇り空の1日であった。バーダーも鳥も少ない1日、14時半頃撤収を決めた。
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