HOME
FN−目次
CHUSAN の FIELD NOTE
2021年12月15日
日 時 | R3/12/15 |
場 所 | 銚子、波崎〜香取市、稲敷市(茨城県、千葉県) |
天 候 | 晴れ |
確認者 | CHUSAN |
1 | シジュウカラガン | 12 | アオサギ | 23 | セグロカモメ | 34 | ハシブトガラス |
2 | コハクチョウ | 13 | ダイサギ | 24 | オオセグロカモメ |
35 | ヒヨドリ |
3 | オオハクチョウ | 14 | コサギ | 25 | ミサゴ | 36 | ムクドリ |
4 | オナガガモ | 15 | オオバン | 26 | トビ | 37 | ツグミ |
5 | スズガモ | 16 | タゲリ | 27 | チュウヒ | 38 | イソヒヨドリ |
6 | シノリガモ | 17 | イソシギ | 28 | ハイイロチュウヒ | 39 | スズメ |
7 | カンムリカイツブリ | 18 | ミユビシギ | 29 | ノスリ | 40 | ハクセキレイ |
8 | ハジロカイツブリ | 19 | セイタカシギ | 30 | チョウゲンボウ | 41 | タヒバリ |
9 | キジバト | 20 | ユリカモメ | 31 | コチョウゲンボウ | 42 | カワラヒワ |
10 | カワウ | 21 | ウミネコ | 32 | モズ | ||
11 | ウミウ | 22 | カモメ | 33 | ハシボソガラス |
シジュウカラガン | シノリガモ |
約1か月半振りに銚子、波崎方面を目指した。特段の情報があった訳でもなく、むしろ何も居ないとの情報であった。6時前、まだ暗いうちに家を出たのだがそれでも途中通勤時間にかかってしまい現地着は8時半になってしまった。1年でもっとも昼間が短い時期8時半からのスタートは勿体ないと言うものである。それでも銚子マリーナ−外川−黒生、銚子第3漁港−第2漁港−波崎と通常のコースを大急ぎで回ってみた。銚子港周辺は水揚げがありカモメ類が乱舞していたがあまり丁寧に観察することなく波崎に移動、ここも殆ど成果はなく、銚子に移動してしまったのかカモメ類の姿が全く見られなかった。銚子、波崎ではシノリガモを今季初認したのが唯一の成果であった。その後調査も兼ねて北浦、香取市方面に移動。与田浦水田の一画には今年も北浦に塒をとるオオハクチョウ、コハクチョウの一団が見られたが、中にシジュウカラガンが1羽混じっていた。こちらも先日の夏目の堰の個体同様クビワがなく、嘴が小ぶりでヒメシジュウカラガンを思わせる個体。ただ体つきは大きく感じる点も夏目の堰の個体と似ている。同一個体ではないと思うが帰宅後検討することにする。北浦の水原、今はオナガガモの大群が見られるのみで昔オオホシハジロが来ていた頃の面影は全くなくなってしまっていた。さらに帰途稲敷にもちょっと寄ってみたのだがセイタカシギを見かけたくらいで本格的に探す時間はなく葦原の猛禽を待つカメラマンを横目に帰宅の途についたのである。 追伸 その後夏目の堰の個体との画像比較、夏目の堰の最近の状況などからこの個体は夏目の堰の個体と同一であり、夏目の堰から飛来したのではなく、塒を北浦に移して北浦に塒をとるオオハクチョウ主体の群と行動を共にしていることが判明しました。具体的には以下の通りです。 画像の比較 : 頭部の白斑の形が全く同一、顎の下で白斑が繋がっていないなど同一個体と考えられる 行動状況 : 私が観察した15日には夏目の堰でも餌場の旭市の水田でもシジュウカラガンは観察されていない。 また、16日朝、夏目の堰から餌場に向かうシジュウカラガンは確認されなかった。 16日朝方、オオハクチョウの塒である北浦でシジュウカラガンが観察されており、8時頃にオオハ クチョウと共に南の方角に飛んで行った。 |