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CHUSAN の FIELD NOTE
令和4年7月7日

日 時 2022/7/7日
場 所 神栖市、鹿島市(茨城県)
天 候 曇り、晴れ
確認者 CHUSAN
キジバト コチドリ 13 ヒバリ 19 スズメ
カワウ シロチドリ 14 ツバメ 20 ハクセキレイ
 3 アオサギ ミユビシギ 15 ヒヨドリ 21 ホオジロ
 4 ダイサギ 10 コアジサシ 16 オオヨシキリ
 5 チュウサギ 11 ハジロクロハラアジサシ 17 セッカ
 6 コサギ 12 トビ 18 ムクドリ
コチドリ シロチドリ  ハジロクロハラアジサシ
今シーズンはハジロクロハラアジサシやアジサシを未だ見ていないので、シーズンも終わりに近づく中海岸のコアジサシのコロニーを尋ね歩いたのである。朝方は台風4号崩れの温帯低気圧から吹き出す北東風が強く、霧雨混じりの湿った潮風は海をわたって吹付けて身体にまとわりつく。一昨日までの猛暑とは打って変わって肌寒いくらいである。鹿島の臨海工業地帯を挟んで南側の神栖市の海岸、そして北側の鹿嶋市の海水浴場などを回ったがコアジサシの他は同じ砂浜で繁殖しているのであろうシロチドリ、コチドリを見られたのみであった。唯一鹿嶋市の海岸でコアジサシの群れに混じるハジロクロハラアジサシ1羽を発見、おそらく若鳥(1S)と思われる。暫く観察していたがやがて行方不明となり、1時間程待ったものの戻ってはこなかった。しかし300羽程のコアジサシの群れの中から1羽のハジロクロハラアジサシを見付けることが出来たのはラッキーであった。昼過ぎからは晴れ間がのぞき気温も高くなってきて観察も厳しくなってきたので切り上げることにした。あとはアジサシに会えることが出来れば通常マイフィールドで見ることが出来るアジサシ類は一通り観察したことになるのだが、渡りの後半に期待することにしよう。ベニアジサシを望むのは今年は贅沢というものであろう。