姿をでである。狙いはやはりオオジシギである。今日は香取市の水田の畔でジシギを発見。しかしレンズを向けたとたん背中を向けてトコトコと足早に姿を隠してしまった。殆ど背中だけしか見えなかったので確証は得られなかったが時期や場所などからオオジシキかと思う。その後情報を得て稲敷市へ向かう。水の入った作付け前と思われる畑に多数のコチドリが入っていたが夏羽のオオハシシギ、ヒバリシギを見ることが出来た。ヒバリシギは全体に黒っぽく見える。おそらく夏羽の後期なのであろう、褐色の羽縁が摩耗し、軸斑の黒が目立つ。ヒバリシギをこの時期に見ることは少なく従ってこの羽衣のヒバリシギを見たのもおそらく初めてのような気がする。その後も水田を辿って旧東町、河内町と一昨日と異なる農道をゆっくりと走る。とある水田でセイタカシギを見ることが出来た。さらには河内町の西端に近い地区を久しぶりに立ち寄ってみた。以前。10数年前には水の入った休耕田や作付け前の畑が多くあり8月ともなると多くのシギチドリが入っていた地区である。しかし休耕田はあるものの水のない乾いた畑のみ。水があれば多くの鳥たちが入るに違いない。シギチの渡りはもう始まっている。真夏の干潟やタンボ巡りの季節の到来である。
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