古い鳥友と会いがてら都内の公園を訪れた。私としては初めての場所で、それだけに新鮮に感じる。午前中は雲が多く日差しが少ないのに加え北風が冷たく、思ったより寒かった。公園の一画に公園設置以前からの自然のままと思われる沼地、林や荒地が入り組んだ場所があり冬の小鳥類、猛禽類が見られる。オオタカ、ハイタカ等を見ることが出来た。今季初見のアカハラなども姿を見せる。大きな池を巡る遊歩道のすぐ脇の葦原ではクイナ類が見られるがバン、オオバンに加えてクイナ、ヒクイナが頻繁に姿を見せてくれた。しかも目の前数メートルで、カメラのフレームからはみ出してしまうほどである。マイフィールドでもこの時期見られることは見られるがこれほど人に近い距離で見られること、またバーターやカメラマンが誰もいないことにもビックリである。殆ど常時見られるので人が集まることもないのであろう。今季未見のベニマシコを期待したのだが今日は見ることは出来なかった。昼前一旦食事をしながら昔話などに興じたのち再度ざっと公園内を歩いて見る。午後になって晴れ間が広がり多少の暖かさが感じられるようになってきたが見られた鳥は午前中と変わらず14時頃に公園を後に帰路についた。久し振りの鳥友との楽しいひと時であった。
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