午後から所用があったので午前中の予定で久し振りに稲敷の蓮田を訪れた。2時間程かけてポイントの農道を歩いてみたが鳥の姿は少なく、タシギが時折飛び出したり少数のタカブシギを確認したくらい。そんななか、年末から年初にかけてハジロコチドリやツメナガセキレイが見られたタンボでオジロトウネン10羽程度の群れを見ることが出来た。一通り廻り終わった11時過ぎに後から上空を飛び、順光側でUターンするように旋回して近づいてきた猛禽に気が付いた。双眼鏡で確認すると尾羽の先端に帯状の班が見られる。どうやらケアシノスリのようだ。稲敷のケアシノスリの情報は聞いていたのだが、最近は話を聞かなくなっていたのでもう居ないのかと思っていて全く期待はしていなかった。上空を飛んだ時間は極く短く撮影画像の時刻の記録では約2分間、その後は飛び去ってしまったので結果的には超ラッキーであった。所用が終わった帰途にハイチュウの塒入りを見るべく葦原に立ち寄ってみたが北風が非常に強く寒い、また鳥も少なく、16時20分過ぎにようやくハイチュウ♂が姿を見せた。しかし非常に遠く、しかもあまり飛び回ることをしないまま遠く離れた場所に飛び込んでしまった。昨日は早い時間から飛んでくれたとのことであったが今日はハズレの日だったようでその後もサッパリで17時少し前に撤収を決めた。
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