5月22日、情報を貰って渡良瀬遊水池に出現したマダラチュウヒを見に出かけた。しかしこの日は朝方7時過ぎまで見られたもののその後は見られず、私は到着早々の7時過ぎに辛うじてその姿を見ただけで証拠写真を何枚か撮影出来たのみで終わってしまった。しかし5月31日になってまた戻ってきたとの情報に接し、急遽出動。正午ごろに現地着。目的の鳥は葦原の中の木にとまっている。やがて1時から2時過ぎまで、葦原の上を低く飛んだり、休息したりを繰り返し、なんとか飛翔姿を撮影することは出来た。しかし非常に遠い。2回ほど撮影場所を変えてみたが2時半頃に一旦姿が見えなくなるまで、ついに近くを飛んではくれなかった。3時過ぎには現場を後にしたが、4時頃には戻ってきたとのことである。葦原の上を低く飛びながら時折身を翻して急降下して主にネズミを捕食しているようだ。観察、撮影結果に満足しているわけではなく、もう少し近距離で撮影することが出来たらと思う。翌日6月1日午後に印旛沼に出かけた。午後になり南寄りの風がやや強くなってきた。一昨年まではサンカノゴイが見られるポイントとして多くのカメラマンが集まっていたが今日は私を含めて5人、それもやがて引き上げてしまい一人になってしまった。暫くヨシゴイの飛翔やオオヨシキリの囀りを観察、撮影して私も午後3時過ぎに印旛沼を後にした。
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