年が明けて初めてのシギチ探しに出かけた。与田浦の調査も兼ねての鳥見である。浮島のポイントではかなり農道を歩いてみたのだが北風がかなり強く非常に寒い。この冬一番の寒さに見舞われたとのことで、手袋を付けていても指がかじかむほどであった。ポイントにはオジロトウネン、ヨーロッバトウネン、コチドリいずれも引き続き滞在中で、今日はオジロトウネンは20羽以上を数えることが出来た。またコチドリは4羽。前回年末に見てハジロコチドリを疑った個体も含めて活発に餌を採っていた。今日はオオハシシギは見られず セイタカシギを確認した後与田浦水田のシギチ調査に向かった。例年この季節の与田浦水田ではシギチは殆ど見られずタゲリが少数確認されるのみであるが最近はハクチョウの群れが見られるようになっている。今日もオオハクチョウ主体にコハクチョウを含めて400羽近い大きな群れを確認することが出来た。年末に見た時と殆ど同じ場所で群れの大きさも変わっていないようだ。この群れの塒はどこなのであろうか? 少なくとも夏目の堰ではないのでやはり北浦方面なのかもしれない。その後情報を得て神栖市方面に足を延ばし、思いがけずクロヅル2とマナヅル1W1羽を確認することが出来た。かなりの距離をとりながらの車からの観察である。クロヅルは20年以上も前の出水以来。マナヅルも10年以上前の諫早干拓地以来である。同じ場所ではミヤマガラスや多くのチュウヒを見ることが出来た。午後になって薄日がさしてきて寒さも多少和らいだ気がしたが寒い1日である。最後に再度稲敷により午前中と変わらないのを確認して帰路についた。('24.1.16 追記)
|