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CHUSAN の FIELD NOTE
令和6年4月5日

日 時 2024/4/5
場 所 三番瀬(千葉県)
天 候 曇り
確認者 CHUSAN
ダイゼン ミヤコドリ ミユビシギ ハマシギ
メダイチドリ オオソリハシシギ ヒメハマシギ
メダイチドリ  ヒメハマシギ

思うように時間がとれず10日以上フィールドに出ていなかったが三番瀬のヒメハマ情報に接して短時間でもとの思いで急遽出動した。到着時は干潟はそれほど広がってはいなかったがすでに上げ潮に転じていた。市川側の干潟にはハマシギの群れが見られる。そのなかでやや小さなシギが1羽確認出来たその瞬間、一斉に飛んでしまい。船橋側に向かって飛ぶ。その後は集まった数人のバーダーと共にハマシギの大きな群れのなかからたった1羽の小さなシギを探し出す「作業」が始まった。近くに降りた群れもあるがかなり離れた場所に降り立った群れもある。しかも時折一斉に飛び立ち端から検索していた努力が水泡に帰すのだ。しかし努力の甲斐がありかなり離れた干潟で採餌している小さなシギを見つけ出すことが出来た。初めて見るフレッシュな夏羽である。重い曇り空、さらに距離もありシャープな画像は望めなかったがともかく証拠程度の写真を撮影することは出来た。ヒメハマシギは秋の渡りの幼鳥を三番瀬で過去に2回、真夏の外房海岸で摩耗した夏羽後期の個体。そして今回はフレッシュな夏羽。但し2Sなのか3年目以上の成鳥なのかは私には確認出来ない。ともかく上面の赤褐色味がよく判る。その他の鳥を観察する余裕は全くなかったが、ハマシギやミユビシギの夏羽への換羽の進行、オオソリハシシギ、メダイチドリなど渡り途中に立ち寄った個体も確認することが出来た。リストはシギ、チドリ類のみ。